佐藤亜紀子ブリーダーの評価
掲載子犬数 7567頭
登録ブリーダー数 3021人
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とてもかわいい男の子 男の子らしく元気いっぱいでどんなことにも興味を持って
物おじしない子でした。
お迎え後、飼い主さんからあまがみが激しくて困っているとご連絡頂きました。
飼い主様には個別でお話させて頂きましたが、評価をご覧の皆様にもお伝えしたく、
ここに共有させて頂きます。
あまがみさせたくないと考える方がとても多いのですが
それは物理的に無理な事なので、噛ませたくないという事であれば、触れない、接しないと言う事になります。
残念ながら、現状の対策は避ける事くらいしかできないのです・・・
叱ると改善すると考えるのは間違いです。
エスカレートしてしまう危険性を含んでいて本人も気が付かないうちに虐待に移行してしまうかたもいます。
恐怖で押さえつけようとしても、結局今の時期は効果は出ることはほとんどないんです・・・
押さえつけられると、抵抗するしか自分を守るすべがないので本気で噛みついてくるしかできなくなってしまいます
飼い主さんがそうさせてしまっていることに気が付かず、さらに抑えつけて関係を悪化させてしまったり
最悪、それで過失ではあるものの、力の入れ方を誤り、死なせてしまった方がいます
とても悔しく無念なことでございます。
子犬を迎える際には、この子と楽しく過ごしていこうと思ったと思います。
たのしい日々を夢見て子犬を迎えたのに、噛む、吠える、当たり前のことを悪い事と捉え
そこにフォーカスしてしまって、育児にストレスを抱えてしまうと本来の目的が見えなくなってしまいます。
あまがみ期間（９か月過ぎるまで）あまり触れないでサークル内に限定して、人と距離を取って飼育するのかと考えたとき、そうではないと思います。
犬の習性を考えてみますと、まだ兄妹たちと毛を噛みあいながら遊んでいる時期です。
先にも申したように、噛む時期なのです・・・
たくさんの愛情をかけてたくさんの時間を共に過ごすと決めてお迎えしたことと思います。
たくさん触れて愛情を分かち合うことでお互いの理解が生まれます。
噛まれないようにするためには、なるべく、ゆらゆらと揺れるような洋服を着ない、
手にはパペット、足には動物さんスリッパを履くなどして噛まれても痛くない工夫をする、
常に新しいおもちゃで気を引くなどの工夫をしてもらうといいです。
あまり気負いせずに、今はあまがみの時期だからと思い、たのしく子育てして頂くこと、
そして、この子の存在があるだけで、無事に生きてくれているだけで、元気にしていてくれるだけでこれ以上ない幸せな事だと認識して頂ける事が大切に育てた子犬を託した私の願いでございます。