【チワワの飼い方】お迎え前に知っておきたい6つのポイント
可愛らしく人気が高いチワワ。これから飼いたいという方も多いのではないでしょうか?
その愛くるしい見た目ばかりが注目されがちですが、お迎えする間にチワワの性格や飼い方について知っておきたいところ。
ここではチワワの種類ごとの違いや飼い方などを解説していきます。
チワワの性格は?
- 賢い
- 警戒心が強い
- 好奇心旺盛
- 忠実
- 愛情深い
- 甘えん坊
大きな頭は賢さの証!
チワワは小さい体と愛嬌のある見た目から、子どものような無邪気さをイメージされるかもしれません。しかし、基本的にはとても賢く、しつけ次第でとても聞き分けがよい子に育ってくれるでしょう。
小さな体に対して大きい頭は、発達した脳を持つ賢い犬種の証です。
学習能力が高いためしつけもしやすく、一人暮らしやマンションで飼育している方も多くいます。
勇敢で好奇心旺盛!
かわいらしいイメージとは裏腹に、チワワは縄張り意識や警戒心が強く、大きなワンちゃんや知らない人にも怖気づかない勇敢な性格をしています。
好奇心旺盛で適応能力が高いため、比較的早い段階で新しい環境に慣れてくれる子が多いです。独立心が強いので、お留守番も得意な傾向も。
飼い主に忠実で愛情深い性格!
チワワは、心を許した飼い主に対してはとても忠実で愛情深く、献身的に忠誠を尽くしてくれます。
その一方で警戒心が強いため、初対面の人には懐きにくく、飼い主が自分以外の相手をしていると、やきもちを焼くことも。
また、チワワの愛情は一点集中型で、家族の中でも人によって愛情の向け方が異なり、広く愛嬌を振りまくようなことはあまりないといわれています。
可愛らしく甘え上手!
チワワは見た目のイメージ通り甘え上手な一面があります。いつまでも子犬のような愛らしさを振りまき、家族だけでなく散歩中にすれ違う人も魅了します。
とはいえ、誰にでも甘えるわけではなく、見ず知らずの人やワンちゃんを相手にする時は警戒心を剥き出しにすることも。
また、いくら可愛いからといって、過剰に甘やかしたりるのは厳禁です。甘やかしすぎたり子どもにおもちゃのような扱いをされたりすると、攻撃的な性格になりやすいため注意しましょう。
チワワの性格についてはこちらの記事でもご紹介しています。飼いやすさなどについても解説しているので、あわせてご覧ください。
チワワの性格や特徴は?飼いやすい?
性別で性格に大きな違いはない
ワンちゃんは性別により性格に違いがあるといわれており、オスとメスでそれぞれ以下のような傾向があるといわれています。
・攻撃性が高い場合が多い。
・好奇心が強い
・オスと比べて落ち着きがある
被毛の長さ・毛色の違いは性格に影響しない
ワンちゃんの性格は、性別以外にも被毛の長さや毛色の違いで性格が異なるといわれています。この説は、チワワに限らずほかの犬種でも比較的頻繁に耳にする話でしょう。
結論としては、チワワの性格は被毛の長さや毛色に影響されることはありません。
ワンちゃんの性格は個体差もあり、飼い主による感じ方も違うので一概に断言することはできませんが、何よりも飼い主の接し方による影響が大きいです。
「性格が悪い」「凶暴」というウワサは本当?
チワワはとても人気が高いものの、一部では性格が悪い犬といわれています。その理由はいくつかありますが、原因はどれも警戒心が強く臆病な性格にあるようです。
臆病なため恐怖を感じやすく、それが攻撃性に転じると吠えたり噛みついたりします。
また、飼い主さんの中には可愛いからといって何でも言うことを聞いてあげる方もいるようです。しかしながら、ただ愛犬の要求に従っているだけでは、わがままに育ってしまいます。
こうした要因が重なると、他人から「性格が悪い」「凶暴」と思われるようになってしまうのです。
下記のページでは、チワワの性格が悪いといわれる理由について、より詳しく解説しています。愛犬を守るためにも、わがままな子に成長しないように対策しましょう。
チワワの基本情報【大きさ・体型・寿命】
ここでは、チワワという犬種の基本情報について見ていきましょう。
チワワの大きさ
チワワの平均的なサイズは、体高が18cm前後・体重が1.5~3㎏。
小型犬の中でも「超小型犬」と呼ばれる、非常に小さく華奢なサイズのワンちゃんなのです。
チワワには2種類の体型がある?
チワワは、体型によって2種類に分けられます。
四肢や首が短く、コロコロとしたぬいぐるみのような体型のチワワは「ドワーフタイプ」。
ドワーフタイプは、子犬がそのまま大きくなったようなしたような見た目で、昔ながらのチワワ体型といわれています。
一方、スリムな「ハイオンタイプ」は、被毛の短いスムースタイプに多いチワワです。足が長くスラっとした体型から、「バンビタイプ」「シカタイプ」と呼ばれることもあります。
毛色をはじめ、チワワの種類については下記のページで詳しく解説しています。お迎え前にどんなチワワが好みなのか調べておくといいかもしれません。
チワワの平均寿命
チワワの平均寿命は14歳前後。これは、ワンちゃん全体の平均寿命と同じ数字で、つまりチワワは平均的な寿命の犬種といえます。
中には平均寿命を大きく上回り、20歳以上という長寿なチワワが確認されているので、生活環境次第では長生きしてくれるでしょう。
下記のページではチワワの寿命や、長生きしてもらうために飼い主さんができることを解説しています。こちらも参考にしてみてくださいね。
毛色の種類や被毛のお手入れについて
チワワは、被毛のカラーバリエーションが豊富な犬種です。
- ブラックタン
- ブラック&ホワイト
- クリーム
- レッド
- フォーン
- ホワイト
- チョコレートタン
- イザベラ
- ブルー
- ブリンドル
- セーブル
一部マールのような先天的にリスクがあるカラーは別として、JKCでは基本的に上記の全ての毛色を公認しています。
お手入れ方法
チワワの被毛は柔らかく絡まりやすいので、スキンシップも兼ねてできれば毎日ブラッシングの時間をとりましょう。
毛が抜け替わるためトリミングカットは必要ない犬種ですが、ロングコートチワワの場合は夏場サマーカットにするなどが可能です。
シャンプーは1~2ヶ月に1回ほどのペースで行いましょう。
体が小さい分全身を洗うのも楽ちんなので、自宅で行うこともできます。その際は生渇きで放置せず、しっかり最後まで乾かしてあげるよう注意しましょう。
チワワの飼育にかかる費用は?
ワンちゃんの生体価格以外にかかる費用や、年間を通じてかかる出費の例を以下に挙げます。
<チワワを飼うために必要な初期費用>
・狂犬病予防注射:約3500円
・ワクチン代:1万~1万5000円
・健康診断:1万~2万円
・登録料:約3000円
・避妊去勢手術:1万~3万円
・グッズ代:3万~4万円
<チワワにかかる年間の費用>
・光熱費:プラス5000円程度
・フード、おやつ代:約4万8000円
・定期健診代:2000~3万円(検査内容による)
・トリミング:3000~4000円/1回
・保険料:2000円~/1ヶ月
・おもちゃ代:1000~5000円
・しつけ教室代:5000~1万円
・その他消耗品:2500~7500円
※価格はあくまで目安とお考えください
小型犬から大型犬まで、ワンちゃんの飼育費用に関しては、下記ページに詳しく掲載しております。
チワワのしつけ方
チワワは、飼い主に対して愛情深く、献身的に忠誠を尽くしてくれる飼育しやすい犬種です。ワンちゃんは飼い主のしつけ次第で良い子にもわがままな子にもなるので、しっかりとしつけができていれば、一人暮らしや共働きのご家庭でも飼育することができるでしょう。
しつけは、してほしいことができたら思いっきり褒めることで覚えさせていきます。「飼い主の指示を聞くのは楽しい」「飼い主が喜ぶのが嬉しい」と思ってもらうことが大事なので、飼い主とワンちゃんとの信頼関係がカギになります。
チワワは臆病な性格から警戒心が強く、時に攻撃的な行動を起こすことがあるため、まずは性格を理解してあげることも大切です。下記のページでは、チワワのしつけ方について詳しく解説しています。
チワワに必要な運動量はどのくらい?散歩は必要?
小型犬であるチワワは、それほど運動を必要としない犬種です。中には「散歩は必要ない」という飼い主さんもいらっしゃるようです。確かに、チワワが1日に必要な運動量は、特別意識しなくても、部屋の中で遊んでいればこなせます。それでも、散歩には運動以外にも効果が期待できるので、可能であれば毎日散歩に出掛けましょう。
下記のページでは、チワワの散歩の方法や散歩の疑問について解説しています。
また、散歩は肥満予防やダイエットにも効果的です。下記のページは、成長に伴うチワワの体重や体高の変化や、食事管理といった内容を掲載しています。
まとめ
可愛らしいチワワの性格や飼い方について紹介してきました。今回の記事を参考に、チワワとの生活がより楽しいものになれば幸いです。
これからお迎えを検討している方は、ぜひ下記の「チワワの子犬を見てみる」ボタンから、可愛い子犬を覗いてみてくださいね。