ブリーダーインタビュー
川原祥孝ブリーダー(千葉県)

ゴールデンレトリーバーの魅力は?
Q.ゴールデンレトリーバーの魅力について教えてください
ゴールデンレトリーバーの魅力は『見た目がエレガントでビューティフル』なところですね。
毛色のゴールデンにふさわしい色艶が、セレブ感を出していると思います。
また頭もよく、喜怒哀楽が表情に出るので、そこがまたかわいらしい部分でもあると思います。
ゴールデンレトリーバーを飼う際のコツや気を付けることは?
Q.初めてゴールデンレトリーバーを飼う人が知っておくべき、飼い方のコツを教えてください
ゴールデンレトリーバーは毛が長いので『毛玉に気を付ける』ことが大切です。
さらにゴールデンレトリーバーは被毛が多い犬種なので、夏は熱中症に気を付ける必要があります。
暑さ予防のためにも定期的なグルーミングは欠かさずに行うようにしてほしいです。
ゴールデンレトリーバーを飼う際のコツや気を付けることは?
Q.初めてゴールデンレトリーバーを飼う人が知っておくべき、飼い方のコツを教えてください

元々ゴールデンレトリーバーは使役犬として働いていたこともあり、大変賢い犬種です。しかし過度に甘やかしてしまうと、手の付けられない犬になってしまいます。
特に成犬では体重が約30kgほどになるので、引っ張り癖がついてしまうと大変です。
お手入れが嫌いで暴れてしまう子は、トリミングサロンで嫌がられることもあるんですよ。
そうならないために、きちんとするところと楽しくするところの「オン・オフ」をきちんと使い分けながら、しっかりしつけを行うことが大切です。
ゴールデンレトリーバーの遺伝性疾患や、かかりやすい病気と対策
Q.ゴールデンレトリーバーがかかりやすいといわれている病気や、遺伝子疾患などはありますか
当犬舎では、遺伝性疾患を抱えている子は繁殖を行っていませんが、一般的にゴールデンレトリーバーが発症しやすい病気は下記のようなものがあります。
股関節形成不全(股異形成)、胃捻転胃拡張症候群、悪性腫瘍(がん)、皮膚疾患(アトピー性皮膚炎など)、外耳炎、甲状腺機能低下症
Q.川原ブリーダーの犬舎で日頃から気を付けているゴールデンレトリーバーの病気や対策は?
ゴールデンレトリバーは比較的大きな垂れ耳を持っているので、耳の中に湿気がこもりやすく、耳の中に汚れが溜まりやすい傾向にあります。
そのため耳のトラブルを起こさないためにも、適度な耳掃除はもちろんのこと、小まめなブラッシングを行い清潔な状態を維持するようにしています。
また股関節形成不全のように遺伝的疾患や、こちらで未然に防げる病気に関しては、繁殖時の段階で確認し、その際異常が見つかった子は繁殖を行わないようにしています。
それでも飼い方によっては、股関節の病気を患う可能性はありますので、当犬舎では子犬の頃からごはんのバク食いをさせない、大暴れするような激しい運動などはしないように努めています。
Q.ゴールデンレトリバーをお迎えした飼い主さんができる、病気への予防対策があれば教えてください
食後の激しい運動には十分気を付けるようにして欲しいですね。
食後に激しい運動をさせてしまうと「胃拡張・胃捻転症候群」を発症するリスクが高まるからです。
食後1~2時間はゆっくり休ませてからお散歩に出かけたり、遊んだりするように気を付けてください。
見学から引渡しまで
Q.見学から引渡しまでの平均的な日数はどれくらいですか?
多くの方は、見学からお迎えまで約1ヶ月くらいですね。
当犬舎では子犬の目が開き始めた生後2~3週間頃サイト上に写真をアップさせていただいているので、そこからお問い合わせが始まります。
見学の日程調整をし、見学に来ていただいてから「この子をお迎えするか」を検討されるので、トータルで約1ヶ月くらいになるかと思います。
Q.過去の引き渡しの最短日数は?
一番短い期間だと、出生後56日を過ぎてすぐですね。
短い期間でのお引き渡しの方は「この子がいい」とお写真を見た時から決めていらっしゃったので、見学にいらしたときには「この子にします!」と即決でした。
Q.逆にお迎えを決めてから引渡しまでの最長記録は?
最長ですと、2~3ヶ月ですね。
ご家庭の事情があったのでお迎えまでの間、2回目のワクチン代と日々の食事代をご負担いただくことをご了承いただいていました。
もしもご家庭の事情で「この日は難しい」などありましたら、気兼ねなくご相談ください。
ブリーダーさんに聞く!1問1答
- ゴールデンレトリーバーを飼うのに向いている人は?
-
毎日しっかり散歩に連れて行ける金銭的余裕がある人。
ゴールデンレトリーバーは散歩の時間も運動量も、小型犬と比べると桁違いです。
そのため毎日しっかり散歩に連れて行ける人が第一前提ですね。
またゴールデンレトリーバーは、日々のお手入れも必要不可欠な犬種です。
定期的なトリミングをしてあげられる金銭的余裕がある人、さらに雨の日でも室内で遊べるほどの広さの家に住んでいる人が向いていると思います。
- ゴールデンレトリーバーを飼うのに向いていない人は?
-
金銭的余裕がなく、日々多忙の人。
ゴールデンレトリーバーは、甘えん坊で人と遊ぶことが大好きな犬種です。
特に体を動かすことが大好きなので、毎日のお散歩はもちろんですが、一緒になって遊んであげられる人でないと飼うのは難しいかもしれません。
また小型犬に比べて食べる量は桁違いですし、病気やケガを患えばその分医療費がかかってきます。
そのため、ある程度金銭的余裕がある人でないと飼うのは厳しいといえるでしょう。
- ゴールデンレトリーバーを飼うのに向いている環境は?
-
部屋が広いこと。
ゴールデンレトリーバーは大型犬なので、部屋がある程度大きくなければいけません。
また生活音が聞こえてしまうような建物だと横や下の階から苦情を受けてしまうので、一軒家にお住まいか、少し騒がしくても大丈夫な防音対策ができている環境がベストといえます。
- ゴールデンレトリーバーを飼うのに向いていない環境は?
-
生活空間に十分な広さがないこと。
ゴールデンレトリーバーの飼育には、広いスペースを用意するのが理想的といわれています。
そのためひとり暮らしの方が住むようなワンルームの広さでは、犬自身に大きなストレスを与えてしまいますし、少し広めの1LDK程度であっても、不便に感じることがでてくるかと思います。
またゴールデンレトリーバーは体が大きい分、その分生活音も響きます。一軒家にお住まいか防音対策ができているマンションでないと、飼うのは厳しいかもしれません。
浜口さんファミリーにお迎えして貰ってあの子は幸せだと思います😊
沢山遊んで可愛がってやってください🙇♀️
ありがとうございました🥰