ブリーダーインタビュー
川原祥孝ブリーダー(千葉県)
犬種のブリーディングでこだわっているところ
Q.ラブラドールレトリーバーのブリーディングでこだわっていることがあれば教えてください
当犬舎のラブラドールレトリーバーは、代々美形な家系を引き継いで行っています。
現在4世代目ですが、5世代目も視野に入れてブリーディングを行っていますね。
もちろん健康体であるのが第一ですので、関節系の病気を患っていないか検査もしっかり行っています。
また子どもたちの体重が増えすぎないように、一頭一頭のごはんはグラム管理を徹底しております。
ブリーダーとしてこだわっているところ
Q.ブリーダーとしてこだわっていることについて教えてください
こだわりとしては2つあります。
まず1つは何よりも『健康面』ですね。
健康で元気な子をお客さまにご提供したいと思っていますので、一頭一頭の健康管理を怠らず愛情を持って育てています。
2つ目は『お譲りするお客さまを見極める』ことですね。
お客さまとお話しするなかで、希望のワンちゃんに対してどんな思いでやってきたのかな?最後まで責任を持ってくれるかな?など、声のトーンや表情などを見ながら見極めています。
これから飼う人へのメッセージ
Q.ラブラドールレトリーバーをこれから飼おうと思っている方に、プロの視点からメッセージをお願いします
皆さんには家の外以外にも、話をする人、遊ぶ人がいると思います。そしてたくさん楽しいことがあって、自由に行動ができると思います。
でも犬たちには飼い主さましかいません。行動範囲も人間と比べたらとても狭いです。
だからこそ、家にいる時はたくさんかわいがっていただきたいです。遊ぶときは一緒になって楽しんであげて欲しいですし、色々な場所に連れて行ってたくさんの思い出を作ってあげてください。
犬の寿命は人間の1/10ほどしかありません。
その短い犬生のなかで「一緒に過ごせてよかった」「この家族のもとに来れて本当によかった」と、家族として迎え入れた子が心からそう想えるようなそんな犬生にしてあげてください。
ブリーダーさんに聞く!1問1答
- どんな人に子犬を飼ってもらいたい?
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何よりも1番に愛犬の体調を気にかけてくれる方。
子犬期は特に体調を崩しやすいので、少しでも「何だかおかしいな?」と思ったらすぐ動物病院に連れて行ってくれる人だと安心ですね。
それだけその子のことを思ってくれているってことですし、一生かけてその子を大事にしてくれるだろうなって感じます。
- 「こんな人には絶対お譲りしたくない!」というお客さま像は?
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「何回も飼っているから知っているよ」「大丈夫、大丈夫!わかるから」と、こちらの話しをきちんと聞いてくれない方。
一度犬を飼ったことがあると、次の子も同じように飼えばいいんでしょ?と思っている方がいらっしゃいます。
でも私たち人間も一人ひとり個性がありますし、考えていることもそれぞれ違いますよね。それは犬も同じで一頭一頭個性があり、性格も違います。
そのため以前の子はそうであっても、今回の子は違うかもしれません。
「前はこうだったから」「前はそうしていたから」といった固定観念に縛られている人を見ると、正直今後が不安になりますね。