ブリーダーナビでは、実際に愛犬と一緒に寝ている飼い主さんはどのくらいいるのか、アンケートを実施しました。
愛犬と一緒に寝てる?
(ブリーダーナビ公式Instagramでのアンケート 2021年7月28日実施 回答数117)
一緒に寝ている方と別々に寝ている方が半々という結果になりました。
約半数の一緒に寝ている飼い主さんは、愛犬からも「一緒に寝たい」と選ばれた方といえます。それはどういう人なのか、本記事では犬に一緒に寝る相手として選ばれる人の特徴を4つ、紹介したいと思います。
1.家族であれば誰でも
特別誰かを選んでいるわけではなく、「家族であれば誰でもいい」としている子も少なくないようです。
もちろん、前提として信頼できる相手という条件はあるものの、この場合家族内に順位は付けておらず、全員を同じくらい信頼していると考えられます。
2.一番安心できる人
眠っている間は無防備なので、一緒に寝る相手には何よりも信頼と安心を求めます。
家族の中でも「お母さんだけ」「お父さんだけ」という風に、毎回特定の誰かに寄り添って眠るようであれば、「この人と一緒なら何の不安もない」と思っているのでしょう。
人間もそうですが、リラックスできないとゆっくり眠ることはできません。
犬は本来群れで生活する動物なので、誰かと一緒にいると本能的に安心できるのでしょう。選ばれる人は家庭によって違いますが、家族内でも特にお気に入りの人がいるワンちゃんも多いようです。
また、安心できる相手かどうか、犬はにおいで判断する場合もあるので、自分が好きなにおいの人と一緒に眠りたがる傾向もあります。
3.撫でてくれる人
犬が一緒に眠る相手を選ぶ基準として、家族内でも特にかわいがってくれる人を選ぶ傾向があります。
人間もそうですが、やはり自分に危害を加えない暖かく迎え入れてくれる人には好意を抱きます。
例えば、人間の子どもを寝かしつける際、寝付くまで優しく肩や背中をポンポンと叩いてあげると安心して眠ることができるでしょう。
それと一緒で、甘えん坊な子の場合、眠っているとき優しく体を撫でてくれる人は、甘えさせてくれる相手としいて一緒にいたがります。
直接体に触れなくても、優しく声をかけてあげるだけでも効果が期待できます。
4.寝相が良い
一緒に眠る相手に求める条件は、人間も犬も似ています。
どれだけ好きな相手であっても、やはり寝相が悪かったりいびきがうるさかったり、安眠の邪魔になるような寝方の人とは一緒に眠るのは難しいでしょう。
「起きている間はいつも近くにいたがるのに、絶対に一緒に寝てくれない」という場合は、意識せず愛犬の眠りを妨げていたのかもしれません。
他にも、歯ぎしりや寝言、寝息など、安眠の邪魔をする要素が考えられます。
こうした要素があると、愛犬からすれば「眠れない」「寝付いても起きてしまう」と一番大事な「眠る」という点がそもそもクリアできないので一緒に寝ようとはしないでしょう。
人ではなく場所で選んでいることも
「いつも一緒に寝ている」という飼い主さんでも、愛犬の側からすると実は一緒に寝ているという意識はないかもしれません。
人を選んで一緒に寝ているわけではなく、場所がお気に入りで、いつもそこで寝ている可能性があります。
人間の寝床はベッドにしろ布団にしろ、犬の寝床よりも寝心地が良い物が多いので、結果として飼い主と一緒に寝ているのかもしれません。
まとめ
かわいい愛犬とは常に一緒にいたいと考える飼い主さんは多いでしょう。
それが例え眠っている間でも、そばにいてくれていると思うだけで、気持ちがつながっているようで嬉しくなるものです。
著者/ブリーダーナビ編集部