ペットがいる家庭におすすめのゴキブリ対策5選

年中発生するゴキブリ。見たら誰しもが鳥肌が立つ害虫ですよね。「なんとか駆除したい!」と思っても、ペットがいるから駆除薬とか使用しても大丈夫かしら?と心配になる方も多いのでは?ここでは、ペットがいても安心して使えるゴキブリ対策を5つご紹介します。

対策1.部屋の片付けと掃除をきちんと行う


ゴキブリ対策を行う上で、最も大事なのは日々の「掃除」です。どんなにゴキブリ対策を行ったとしても、部屋の中が散らかっていればいくらでもゴキブリは現れます。

ゴキブリ対策のグッズを購入する前に、まずは「小まめに換気する」「生ごみの処理をきちんと行う」「水回りの使用後は必ず拭く」などを心掛け、ゴキブリが寄ってこない環境づくりに努めましょう。

対策2.テープなどで隙間を埋める

ゴキブリは小さな隙間さえあれば、どこからでも家の中に侵入してきます。特にベランダや窓からの侵入を防ぐためには、網戸やサッシなどの隙間をきちんと埋めることが大切です。

もしも網戸やサッシに隙間があった場合は、ホームセンターなどで売られている網戸用の「隙間テープ」を貼り、侵入経路を塞ぐようにしましょう。

またエアコンのドレンホースからもゴキブリは侵入します。入ってこないようにするためにも、ドレンカバーを付けることをおすすめします。

対策3.ゴキブリの捕獲器を設置する


「ゴキブリを駆除したい」と思う方は、ベイド剤(毒餌剤)がおすすめです。

冷蔵庫や洗濯機の下や、タンスやTV台の裏などに設置しておくとよいでしょう。

ただしペットの手の届く場所に置くと口に咥えたり、おもちゃにして遊んでしまったりする恐れがありますので、必ず手の届かない場所に設置するようにしてくださいね。

対策4.定期的に「くん煙剤」を使用する

ペットがいるご家庭では「くん煙剤は危険なのでは?」と思う方も多いでしょう。

実はくん煙剤は、用法・用途を正しく使用すれば乳児や小さなお子さんがいるご家庭を始め、ペットがいるご家庭でも安心して使用することができます。

しかし煙や霧を直接吸い込んでしまうと危険なので、使用する場合はペットと一緒に一旦外出しましょう。魚や昆虫などの水槽で生活しているペットも、一時的に外に出しておくと良いでしょう。

対策5.ゴキブリを駆除できる冷却剤スプレーや泡タイプのスプレーを使用する

ゴキブリの駆除スプレーを使用したいけど、ペットが舐めたらどうしようと悩まれる方も多いかと思います。

近年、ゴキブリの駆除スプレーには色々なタイプのものが販売されており、中には冷却して駆除するタイプや泡タイプのスプレーなどの、殺虫成分がないものがあります。

ペットや小さなお子さんがいるご家庭はもちろん、食材を扱う台所でも安心して使うことができるのでおすすめです。

またなかには、ペットがいても安心な駆除剤も販売されています。使用上の注意をよく確認してから購入するとよいでしょう。

「ハッカ油」の使用は要注意!使用NGの精油をご紹介

よくゴキブリ対策として「ハッカ油」を使用する人もいるかと思いますが、使用には注意が必要です。

本来ハッカ油には虫よけ効果や殺菌作用に期待できますが、精油であるハッカ油は植物性の脂溶性化学物質なので、ペットにとって毒でしかありません。

特に猫の場合、肝臓で精油成分を分解・処理できないため最悪の場合、中毒症状や肝機能障害を起こしてしまうため使用は絶対に止めましょう。

また犬の場合、1%程度に希釈されたハッカ油スプレーであれば問題ないといわれていますが、子犬や小型犬は猫と同じく重篤な症状に繋がる恐れがあります。何かあってからでは遅いので、ペットがいるご家庭では使用するのを止めましょう。

さらに精油を用いてスプレーを作る場合、動物には向かないものもありますので、特に犬がいるご家庭は以下のオイルは使用しないようにしてくださいね。

アニス、ウィンターグリーン、オレガノ、カッシア、カンファー、クローブ、サントリナ、シトロネラ、ジュニパー、タンジー、ティートリー、ヒソップ、ビーチ、ビター・アーモンド、ペニーロイヤル、ボルドー、ホワイトタイム、マグワート、マスタード、ミント、ヤロー、レッドタイム、ルー、ワームウッドなど