当たり前のようで実は難しい『呼び戻し』。なぜ必要なのか、どうやって教えたらいいのかをご紹介します!
まずはブリーダーナビ公式Instagramで実施したアンケート結果をご覧ください!
愛犬は「おいで」と呼んだら来てくれる?
(ブリーダーナビ公式Instagramでのアンケート 2021年10月14日実施 回答数118)
呼んだら来てくれるすごい子は全体の約4割!そしてほぼ同じ約4割のワンちゃんが「来たり来なかったり」という結果になりました。
「来ない…」という切ない回答も1割あり、『呼び戻し』の難しさを感じました。
そもそも「おいで」で来てくれるようにする必要ってあるのでしょうか?
『呼び戻し』って必要?
家の中で一緒に暮らしているし、外に出るときは必ずリードしてるし…来てくれなくても、用があればこっちから行けばいいし…!なんて思ってしまいますが、現代の生活の中で呼び戻しのしつけが必要なのはどんな場合なのでしょうか。
まずお散歩中の事故が大きな理由になります。
うっかりリードが手から離れてしまったり、スルっとハーネスが脱げてしまったり…お散歩中に思わぬ事故が起こる可能性はゼロじゃありません。
そんなとき「おいで」と呼びかけても戻ってきてくれないワンちゃんだったら…つかまえられなくてとても危険な目に合ってしまうかも。
また災害時のことも事前に考えておきたいですね。急な地震などで愛犬が外に出られる状況ができてしまったとき、呼び戻しがきかないとはぐれてしまうかもしれません。
最も身近な呼び戻しが必要な状況だと「ドッグランから帰る時」というのもあります。
たまに「帰るよ!おいで!」と言われてからが本番!とばかりに、スルっと飼い主さんの手をかわして逃げ続けるワンちゃんを見かけます。
他人から見たらかわいらしい光景ですが、飼い主さんは大変ですよね。
こういった理由で『呼び戻し』のしつけは必要なんです!
『呼び戻し』の教え方は?
「おいで」で来てもらう練習はとても簡単。
家の中などの落ち着いた環境で、おやつを隠し持って「おいで」と呼びかけましょう。
このときできるだけ楽しそうに、いかにも良いことがありそうなテンションで呼ぶのが大切!雰囲気につられて愛犬が近くに来たら、思いっきりほめながらおやつをあげてください。
これを繰り返して距離を伸ばしていき、家の中で完璧になったらドッグランや公園など屋外の気が散りやすい環境で練習を重ねていきましょう。
公園などで実施する場合には、ロングリードを活用してくださいね!
愛犬の安全のためにも、呼び戻しバッチリを目指したいですね♪
著者/ブリーダーナビ編集部