中には、肉球の香ばしいニオイがクセになる…という飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんな肉球の役割についてクイズを出題します!
犬の肉球の役割で『間違っている』ものはどれ?
- 滑り止め
- クッション
- 温度センサー
- マーキング
ブリーダーナビ公式YouTubeでも、このクイズを出題してみました。みなさんの選んだ結果は…!?
(ブリーダーナビ公式YouTubeでのアンケート 2021年10月6日実施 回答数60)
正解は…
犬の肉球の役割で『間違っている』ものは、③の『温度センサー』でした!
正解したみなさま、おめでとうございます♪
夏の日中、お散歩でアスファルトなど地面を歩くとき、「熱いかどうか」は確かに肉球から感じ取ることができるでしょう。
でも、それは地面と接する面が体のどこであっても分かるもの。肉球に温度センサーがあるというわけではないのです!
最も選ばれた選択肢は『マーキング』で78%でした。マーキングといえばオシッコを思い浮かべる方が一番多いのではないでしょうか。
肉球にもその役割があるとは、驚きですよね。
他は『滑り止め』が肉球の役割ではないと回答された方が10%、『クッション』と回答された方が2%でした。
犬の肉球がもつ役割について、次の項目で解説します♪
犬の肉球には役割がある!
他の選択肢『滑り止め』、『クッション』、『マーキング』は、3つとも重要な役割を果たしています。
『滑り止め』について、肉球の表面はツルツルではなく、少しザラザラした触感になっていますよね。それが急に止まったり方向転換をしたりなどするときの、滑り止めに適しています。
また厚く弾力がある、すなわち『クッション』性があることで、運動の衝撃を吸収しています。脚の骨や関節を守るという、重要な役割を担っているのです。
最後に回答が最も多かった『マーキング』ですが、犬の肉球には汗腺があるので、歩きながら汗をかくことで実はマーキングできちゃうんです。
たまに「そんなところには誰もオシッコしてないでしょ!」というような、道路の真ん中などの何もないところを、愛犬が一生懸命クンクンすることはありませんか?
それは、他のワンちゃんが肉球でマーキングした跡なのかもしれません♪
このように犬の肉球は可愛いだけではなく、さまざまな役割があります。
以上を踏まえた上で、改めて愛犬の肉球を観察してみてくださいね!
著者/ブリーダーナビ編集部