愛犬の『ヒヤリハット』どんな経験がある?事故を防ぐための対策も解説!★ブリナビ調査隊★

犬と暮らしていると1度はヒヤッとしたり、ハッとしたことがあると思います。

充分気を付けているつもりでも、日常の中でどうしても起こってしまう『ヒヤリハット』、あなたはどんな経験がありますか?

ブリーダーナビ公式YouTubeで、愛犬家のみなさんにヒヤリハット経験についてアンケートしました!

愛犬の『ヒヤリハット』、どの経験がある?


(ブリーダーナビ公式YouTubeでのアンケート 2021年9月24日実施 回答数63)

多かったのは『食べちゃいけない物を食べられそうになった』の43%と、『首輪やハーネスが抜けてしまった』の38%という結果に。

『うっかりリードを離してしまった』は13%、『ドアや窓から飛び出しそうになった』は6%で、どちらも経験のある飼い主さんはあまりいませんでした。

ご協力くださったみなさん、ありがとうございました!

今回はそれぞれのヒヤリハット対策をまとめていきたいと思います!

思いがけない事故を防ぐ!ヒヤリハット対策

食べちゃいけない物を食べさせない対策


犬が食べたら絶対にNGな人の食べ物は意外とありますし、そもそも食べ物ではないものを誤飲する事故も多くあります。どちらも命に関わる場合があるのでこわいですね。

人の食べ物はテーブルの上に出しっぱなしにしないのが最良の対策になります。テーブルの位置が高いから大丈夫と思って油断していると、じょうずに椅子を経由して上ってしまうこともあるので、やはり目を離さないことが大切ですね。

特に気を付けたいのは「ぶどう」「ねぎ類」「チョコレート」「キシリトール」です。どれも万が一食べてしまったら命に関わるので、すぐに動物病院に行きましょう。

食べ物以外では、おもちゃの誤飲も多いです。犬は想像よりも大きなものを丸飲みできてしまうので、与えるおもちゃのサイズには充分注意して、絶対に飲み込めない大きさのものだけを取り揃えられると良いですね。

その他、観葉植物やペン、つまようじなどリビングにありがちなもので誤飲しやすい危険なものはたくさんあります。全て片付けておくのが基本ですが、口に入れてしまった場合に「アウト」「どうぞ」などのコマンドで口から出せるよう練習しておくと安心ですね。

首輪やハーネスが抜けてしまう対策


お散歩中、愛犬が「そっちには行かない!」と踏ん張って飼い主さんが前に立った状態で引っ張ると、首輪もハーネスもすっぽ抜けてしまうことがあります。

首輪は正しいサイズのものを、人の指が1~2本入る程度のゆとりで装着しましょう。

ハーネスは抜けやすい構造のものが多いです。ハーネス単独での装着をせず、首輪とダブル使いにする、金具を追加して首輪とつなげるなどの対策ができると安心です。

ハーネスの形によってできる対策は変わってきますので、色々試して絶対に抜けられない方法を模索してみてください。

ドアや窓からの飛び出し対策


夏場の雷や花火の音や大き目の地震に驚いて、愛犬が網戸を突き破って飛び出してしまう事故が毎年起きています。

また大きな荷物を出し入れしたり、大人数の出入りなどで、たまたまリビングと玄関ドアが同時にオープンしてしまい、あっという間に走って出てしまったということもあります。

網戸は金網で強化したり物理的にケージなどでふさいで直接犬が触れない環境にすると良いでしょう。

ドアは全開にするタイミングが頻繁にある場合には、経路の途中にベビーゲートを設けるのもおすすめです。

ヒヤリハット経験はだれにでもあるもの。大切なのはその経験から愛犬に合った対策を打つことですね。