チワワは毛色が豊富な犬種です。「タン」や「フォーン」など独特な表現をするため、聞いただけではどんな色なのかよく分からないな、という方も多いでしょう。
今回はブリーダーナビ2021年上半期の成約数による『チワワの毛色ランキング』をお届けします!
目次
第1位 ブラックタン
黒をベースに、顔周りや足先に黄褐色の『タン』と呼ばれる差し色が入ったカラーです。タンの色合いや模様の出方には個体差があり、全く同じパターンは存在しません。
タンが入った毛色は表情が豊かに見えることから人気が高い傾向があります。
第2位 クリーム
クリームの毛色は、薄い黄淡色で優しい色合いをしています。チワワの大きな目が最も目立つ毛色といえるでしょう。
チワワの毛色は、ホワイトが混じっていたり部分的に濃くなっていたりするので、完全な単色は珍しいです。
第3位 ブラックタン&ホワイト
人気第1位の「ブラックタン」にホワイトの混ざった毛色です。ブラックタンで黄褐色の箇所がホワイトになっていたり、顔周りや体の他の部分にもホワイトが出る場合もあります。
第4位 チョコタン(チョコレートタン)
ベースとなるチョコレートブラウンにタンが入った毛色です。
子犬の頃はブラックタンと見分けがつきにくいですが、成長するにつれ徐々に色が薄くなっていきます。
第5位 クリーム&ホワイト
薄い黄淡色であるクリームとホワイトの混ざった、優しい印象の毛色です。「クリーム」や「クリーム系」と呼ばれることも。
第6位 ホワイト
2色以上の毛色が混ざることが多いチワワにとって、全身白一色のホワイトはとても珍しい毛色といえます。
ただし、他の毛色以上に涙やけやよだれやけ、被毛の汚れが目立ちやすいので、丁寧なお手入れが必要です。
第7位 レッド&ホワイト
赤茶のレッドとホワイトの2色タイプです。レッドの毛からホワイトの毛にかけてグラデーション状に変化する特徴があります。
第8位 フォーン
茶系の毛色で、レッドよりも薄くゴールドに近い色味をしています。成長に伴う毛色の変化が大きく、成犬になるとキレイな薄茶色に落ち着きます。
第9位 イザベラ
チワワの毛色の中でも個体数が少ないレアカラーで、ブラウン系とアイボリー系が存在する色あせた茶色のような色です。
第9位 フォーン&ホワイト
ゴールドに近い色味である「フォーン」がホワイトに混ざった色です。フォーンが成犬になるにつれ薄くなるため、全体的に薄茶色になっていきます。
その他の毛色にはレアカラーも!
ブラック&ホワイト
基本が黒で顔回りや足先がホワイトの毛色で、ブラックとホワイトの割合には個体差があります。
成長しても毛色の変化が少ないものの、まれに僅かに混じったタンが濃くなったり後頭部に茶褐色の毛が生えてきたりします。
レッド
赤茶の毛色をレッドと呼びますが、オレンジに近い色からクリームに近い色まで、色の幅は広いです。成長するにつれ色が薄くなっていきます。他の毛色とくらべて個体差が大きい毛色です。
ブルー
イザベラと同様のレアカラーで、青みがかかったブラックやシルバー、グレーにも見える絶妙な色合いの毛色です。先天的に皮膚が弱い傾向があるため、事前に健康状態を確認しておきましょう。
ブリンドル
虎のような濃い縞模様が全身に現れる毛色で、ブルーとフォーンの中間のようなカラーです。子犬期の色が最も濃く、成犬になると全体的に薄く落ちついた色になります。
セーブル
フォーンと似たレアカラーで、茶色をベースに黒い差し色が入った毛色です。子犬の頃は全体的に色が濃く、そこから徐々に色が薄くなり綺麗な薄茶色へと変化していきます。
まとめ
ランキングをご覧いただければ分かるように、犬種といsて人気が高いチワワの中でも、特に毛が長いロングコートの人気が高いことが分かりました。
チワワは毛色が豊富な犬種なので、「チワワを飼おう」と考えても次にどの色にするかで悩む方も多いのではないでしょうか。
色の名前を聞いても、実際に見てみるまでどんな色か想像できないかもしれません。
これからチワワを迎えようと考えている方は、今回のランキングをぜひ参考にしてください。
著者/ブリーダーナビ編集部