最近は三大都市「東名阪」に福岡が足されて「東名阪福」と言われることもあり、名古屋と福岡が切磋琢磨しているよう。そこでブリーダーナビ2021年上半期の成約頭数をもとに、愛知県と福岡県での人気犬種ランキングを対決させてみました!
2021年上半期 人気犬種ランキング愛知vs.福岡
<ブリーダーナビ成約頭数によるランキング(対象期間:2021年1月~6月)>
独特な人気順位が出た愛知県
愛知県で第3位から5位にランクインした『フレンチブルドッグ』『ポメラニアン』『シーズー』は、福岡では9~11位。
特にシーズーは福岡で11位、全国ランキングでは第15位と、愛知での人気が特別なものとなっています。
そして第8位の『パグ』は全国11位、福岡では第14位。
フレンチブルドッグ、シーズー、パグと短頭種が福岡と比べて上位にランクインしているのも愛知の特徴です。
愛知では、いわゆる「鼻ペチャ犬」が人気なんですね♪
全国ランキングとも福岡ランキングとも違う独特なランキングを形成している愛知県。言葉や風習などでも独自性の高い文化を大切にしている県民性が伺えます。
全国ランキングと非常に近い福岡県
一方福岡県は、第5位の『マルプー』まで、全国ランキングと全く同じ結果となりました。
そして第6位の『豆柴』は今回のランキング中で日本犬唯一のランクイン。ちなみに豆柴は、全国ランキングでは14位、愛知ではなんと26位と福岡だけでずば抜けて人気です。
福岡のランキングの特徴は、『小さい』タイプの犬種が多くランクインしていること。
全国10位の柴犬は入らず豆柴のみがランクインしているだけでなく、『トイプードル』『タイニープードル』『ティーカッププードル』と小型プードルの3サイズ全てがランクインしていることからも、福岡県民が「小さい犬好き」な性質であることがわかります。
アジアの玄関口と言われている福岡。上位が全国ランキングと同じという「日本の平均的なランキング」であること、和犬がランクインしていることから、玄関口として日本らしさを背負っているのかもしれないなと感じました。
まとめ
互いにライバル視しているとウワサの愛知県対福岡県のランキングをお届けしました。
どちらも独特の順位を構成していて、強く県民性が出ているのではないでしょうか。
対決を見てみたい都道府県があったらぜひリクエストくださいね♪
著者/ブリーダーナビ編集部