トリミングの要不要は犬種にもよりますが、一般的にどのくらいの割合のワンちゃんがトリミングに通っているものなのか、アンケートを実施してみました!
愛犬のトリミングどうしてる?
(ブリーダーナビ公式YouTubeでのアンケート 2021年9月5日実施 回答数61)
最も多かったのは57%で『定期的に連れて行っている』でした。次点が30%の『自力でシャンプー・カットしている』、最後が13%の『トリミングの必要がない犬種』という結果となりました。
全体の約9割がトリミングの必要のある犬種ということになります。ほとんどのワンちゃんがサロン・自宅問わず定期的なトリミングを実施しているんですね。
ところで犬のトリミングって、オシャレ以外にも必要な理由があるんでしょうか?
犬のトリミングがオシャレ以外で必要な理由とは?
近年さまざまカットが生まれ、外で見かけるワンちゃんもそれぞれにかわいいスタイルで歩いていますよね♪
でも犬のトリミングには見た目をかわいくするため以外にも必要な理由があるんです。
衛生のため
特に長毛の犬種では、食事で汚れがちな口まわりや排泄物の付きやすいお尻まわりの毛が、長いままだとすぐに不潔になってしまいます。
毛の汚れを放置すると、雑菌が繁殖し皮膚病の原因になることも。
トリミングをして毛の長さを整えることで、被毛の清潔が保ちやすくなります。
ケガ防止のため
犬の足の裏の毛はお手入れしないとどんどん伸びて肉球をおおい隠してしまいます。足元がツルツル滑ってしまうのは骨折など大けがの原因に。
しっかりと肉球を使える状態にしておくことが、ケガを防ぐために大切です。
健康を保つため
トリミングでは毛のカットのほかに、肛門腺絞りや爪切りも実施してもらえます。
肛門腺は犬の肛門の左右にある袋のこと。ここに肛門嚢という臭い分泌物が溜まっていきます。これを放置すると溜まり過ぎて破裂するなどの健康被害につながることも。
また爪も固い地面でたくさん運動する犬では自然に削れることもありますが、ほとんどのワンちゃんが定期的に切る必要があります。
犬の爪は弧を描くように伸びるため、極端に伸びすぎると肉球に食い込んでしまうこともありますし、そうでなくても長いと歩くときに邪魔になるため、定期的なカットがとても大切なのです。
気軽にチャレンジも♪
トリミングというと、お店を探して予約をとって…と面倒なイメージもありますよね。
けれども最近ではお尻だけ、手足だけ、と部位ごとで受けてくれるサロンもあります。
サロンでのカットを愛犬が嫌がらないか試すために爪切りだけで依頼するなど、気軽にチャレンジしてみることをおすすめします♪
著者/ブリーダーナビ編集部