お散歩のときに猫を見かけてテンションのあがるワンちゃんは多いと思います。急に引っ張られて危なかった…!なんて経験のある飼い主さんもいるのではないでしょうか?
ブリーダーナビ公式YouTubeで、愛犬の猫に対する反応についてアンケートを実施しました!
愛犬は猫が好き?
(ブリーダーナビ公式YouTubeでのアンケート 2021年9月2日実施 回答数48)
最も多かったのは『好きかどうか分からないけれど、猫を見かけると追いかける』で40%。
次いで『猫が大好きで一緒に遊びたがる』ワンちゃんと『猫が怖いようで会うと怯えてしまう』ワンちゃんが同数で17%、『遭遇したことがない』ワンちゃんは意外と多く27%という結果になりました。
猫が大好き♡なワンちゃんと猫に怯えるワンちゃんが同数というのが面白いですね。
また遭遇したことのない人の中には、リスク回避のために猫さんと会いそうなルートを避けている方もいらっしゃるかもしれません。そのくらい「猫を追いかけて走り出そうとした」犬にまつわる散歩中の事故は身近な問題でもありますね。
ご協力くださったみなさま、ありがとうございました!
犬はなぜ猫を追いかけるの?
現在家庭犬となっているワンちゃんにも、狩りの手伝いや家を守っていた頃の役割が本能として備わっています。
獲物を探す、追いかける、キャッチするという狩猟犬の行動は、ノーズワークやボール遊びなどに置き換えられ、楽しそうにしている姿を見ることも多いでしょう。
同様に道端で見かけた猫=他の動物が獲物かもしれないと興味を持ち、近づこうとしたときに走って逃げられたら追いかけてしまう、一連の行動は本能によるものなのです。
実際追いかけたとしても狭い隙間をくぐり抜けたり、高い塀に飛び乗ったりできる猫に追いつけるワンちゃんはほとんどいないと言われています。
逆に気の強い猫だと返り討ちに合ってしまう可能性も…!
シャーっとお鼻を引っかかれて以来、猫が怖くなってしまったというワンちゃんもいます。
猫を追いかけようとしてしまうのは本能なので、ある程度は仕方のないこと。けれども夢中になるあまり道路に飛び出したり、急に引っ張られた飼い主さんが転倒したりと重大な事故の原因になりかねません。
猫を追いかけたがるワンちゃんとお散歩する際には、できる限り愛犬より先に猫に気付けるよう周囲に目を配り、急に走り出そうとしても対処できるようリードを短く持って、いつでも踏ん張れるように心の準備をしておくことをおすすめします!
著者/ブリーダーナビ編集部