1.飼い主を見つめる
飼い主に溺愛されている犬の行動の1つが、「飼い主のことをジッと見つめる」です。
人間も、好きな物はつい見つめてしまうもの。常に視界に入れておきたいという気持ちには、共感できる方も多いのではないでしょうか。
加えて、犬の場合言葉によるコミュニケーションができないので、意思疎通にはアイコンタクトを用いることがあります。
知らない相手であれば警戒心や敵意になりますが、信頼している飼い主が相手であれば「いつも繋がっていたい」という気持ちの表れと考えられるでしょう。
愛犬がアイコントを求めてくるのは、信頼関係が築けている証といえます。
ブリーダーナビではどのくらいのワンちゃんが飼い主さんを「ジッと見つめる」行動をとっているのか、公式Instagramでアンケートを実施しました!
愛犬は飼い主さんのことをじっと見る?
(ブリーダーナビ公式Instagramでのアンケート 2021年8月6日実施 回答数90)
なんと96%の方が「じっと見られている」という結果に!ほとんどのワンちゃんが、しっかり飼い主さんと信頼関係を築けているんですね♪
愛され犬に見られる「あるある」はこれだけではありません。それでは続けて5つの行動を見ていきましょう♪
2.カメラに慣れている
愛犬のかわいらしい姿を写真に収める飼い主さんは多いでしょう。
しかし気ままに動く愛犬に、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまうという方も多いと思います。
基本的に、犬はカメラは何なのか理解していないため、大人しく写真を撮らせてくれることはありません。
しかし溺愛されている子の場合、写真に撮られ慣れているせいか、レンズを向けられると視線を向けたりポーズを取ったりしてくれます。
3.飼い主の匂いが付いたものを抱きしめる
好きなにおいがするものを欲しがる子は、意外と多いです。
犬は五感の中で最も嗅覚から得る情報が多いので、飼い主のにおいがついたタオルや衣服を、好んでそばに置きたがります。
もしも飼い主のにおいがする洋服やブランケットを抱いたり敷いたりしているようなら、それだけ好かれていると考えて良いでしょう。
飼い主としては嬉しい限りですが、ボロボロにされてしまうようであれば注意が必要かもしれません。
4.お腹を見せる
犬が普段見せることがないお腹を見せるようなら、「撫でてほしい」「甘えたい」といった気持ちの現れかもしれません。
お腹は、骨で守られていないため柔らかい、いわゆる急所です。
そのお腹を警戒することなく見せてしまうのは、飼い主が敵ではなく守ってくれる相手であると信頼しているからなのでしょう。
お腹は犬の弱点であるとともに撫でられて気持ちが良い場所なので、危険がないようであれば積極的にお腹を見せてくる子も少なくありません。
犬にとってお腹を撫でてもらうのは、最大級の信頼の証であり、愛情表現の1つといえます。中には、飼い主にお腹を撫でるよう催促してくる子もいるようです。
5.食べ物が全部自分の物だと思っている
愛犬を間違った方向に溺愛する飼い主さんの場合、「好きなだけ食べ物を与えてしまう」ことがあります。「かわいい愛犬に喜んでもらいたい」「美味しそうに食べている姿が見たい」といった理由で、求められるまま食べさせる方も意外と少なくないようです。
しかしこれが当たり前になってしまうと、「食べ物が出てきて当然」「全部自分の物」と勘違いするようになるかもしれません。もちろん食べ過ぎは肥満の原因にもなり健康にもよくありませんし、場合によっては飼い主がおやつを食べているだけで、自分のおやつが食べられてしまったと思い、かんしゃくを起こすようになることも。
無理に我慢させる必要はありませんが、それでも自分の物とそうでない物は区別させるようにした方が良いでしょう。
6.留守番が苦手
飼い主に溺愛されているワンちゃんの特徴として、甘えん坊な子が多くひとりでいることが苦手な傾向があります。
そのため、飼い主さんが出かけてひとりでお留守番をする時間に大きなストレスを感じてしまいがちです。
もちろん、犬種ごとの傾向や個々の性格による部分も大きいですが、飼い主と愛犬との距離が近すぎると、留守番中に無駄吠えなどの問題行動をするようになってしまいかねません。
逆に、信頼関係を築いたうえでほどほどの距離感をたもてている場合は、飼い主が出かける際も意外と静かに見送ってくれるでしょう。
まとめ
人間も犬も、愛情を注げば注いだだけ、心が満たされて真っ直ぐな子に成長してくれます。
中には、とても犬とは思えないほどユニークな反応や行動をする子も。
しかし過度に甘やかしてしまうと、距離感が近すぎて飼い主への依存が強くなってしまうので、甘やかしすぎないよう『ちょうど良い愛情』を十分に注いで育てたいものですね。
著者/ブリーダーナビ編集部