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子犬を迎えるために必要なもの、その費用は?
photo by Yasuhiko Ito
子犬を迎えるということは、新しい家族がひとり増えるということです。そのため、生活環境も家族構成に合わせて変化させる必要があります。
ワンちゃんを飼ううえで心がけるべきことや、準備が必要なものなど、事前に知っておきましょう。
ワンちゃんを飼うための心構え
ペットブームの影響もあり、近年ではペットを飼っている世帯が急増している一方、知識や覚悟の不足、責任感の欠如から、結果としてペットを手放してしまうケースが後を絶ちません。
こうした悲しい事例を増やさないためにも、これからペットを飼うという人は、良い面だけでなく大変な面も知っておくべきでしょう。
下記ページでは、ワンちゃんを迎える前に知っておいてほしいこと、必要な心構えをまとめています。
初めて犬を飼う前に知っておきたい!必要な準備と心構え
どんなものが必要?
ペット用のグッズは種類が多すぎて、初心者の方はどれを選べばいいのか困惑してしまうかもしれません。
下記ページでは、子犬を迎える前に揃えておきたいグッズについて解説。なければ生活もままならないものから、あると便利なものまで広く紹介しています。
ワンちゃんを飼うための費用は?
ワンちゃんとの生活を送るうえでお金の問題は切り離せないもの。
お迎え時に発生する初期費用、年間を通して発生する費用としては、下記のようなものが挙げられます。
- グッズ代
- 健康診断
- ワクチン代
- 狂犬病予防注射
- 避妊去勢手術
- 登録料
- フード、おやつ代
- トリミング
- 光熱費
- その他消耗品
- 保険料
- 定期健診代
- しつけ教室代
- おもちゃ代
ワンちゃんを飼うために必要費用は下記ページで詳しく掲載しております。
また、実際にワンちゃんをお迎えした方に実施したアンケート結果をまとめた記事もありますので、参考にしてみてください。
子犬のごはん、量や回数は?
ワンちゃんに与える食事は、1日に必要なエネルギーで決まります。
成犬になると、1日2回にわけるところ、消化器官が発達していない子犬の頃には、さらに細かく分けたうえで、餌が不足しないように気を付けなければなりません。
子犬のごはんは3回から4回に分ける
成犬の食事回数は、1日2回が適正といわれていますが、まだ消化器官が十分に成長していない子犬の頃は、それよりも細かく回数を分けて、1日3~4回に分けて与えましょう。
具体的には、生後2ヶ月齢頃は1日4回、3~5ヶ月頃であれば1日3回に分けて与えてください。ただし、これはあくまで目安なので、便の状態を見て1度に与える量を調整するといいでしょう。
便が緩いようなら1回のフードの量が多くて消化不良を起こしていると考えられます。また、小さく固い塊状の便が出るようであれば、餌や水分が足りていないでしょう。
食事の量は体重に合わせて
子犬に与えるフードの適正量は、体重により異なります。
基本的には、ドッグフードのパッケージ裏に記載された量で問題ありませんが、幼い頃は成長が早く体重も日に日に変化していくため、こまめに体重を図り直すといいでしょう。
注意すべき「おやつ」と「食べさせてはいけないもの」
人間と暮らしているとはいえ、ワンちゃんに同じものを与えるのは危険です。
ワンちゃんに与えてはいけない代表的な食材として、ネギ類があります。ありふれた食材で人間には無害ですが、ワンちゃんに与えると最悪死亡することもあるので、絶対に食べさせてはいけません。
また、ワンちゃん用のおやつには対象年齢があるので、その点にも注意が必要です。
例えば、ワンちゃん用のおやつとして定番のジャーキーは、成犬向けのものが多く子犬向けではありません。
ワンちゃん用のおやつを飼う時は、パッケージの内容を確認して対象年齢をきちんとチェックするようにしましょう。
下記ページでは、ワンちゃんに食べさせてはいけない代表的な食材について解説しています。まずは正しい情報を得ることで、ワンちゃんの健康を守ってください。
散歩はいつからはじめてOK?
運動不足解消のためにも、ストレス解消のためにも、ワンちゃんにとって散歩は欠かせません。飼い主にとっても楽しみな愛犬との散歩ですが、いつから始めることができるのでしょう?
散歩デビューはワクチン接種が終わってから
子犬は迎えてもすぐに散歩させられるわけではありません。ワンちゃんの散歩デビューは、ワクチン接種を終えて、獣医さんから許可が下りたら可能になります。
ワクチンを摂取しておらず、感染症の免疫が出来上がっていない子犬は、家の外でほかのワンちゃんや動物などに接触すると、病気に抵抗することができません。そのため、ワクチンプログラムが終了して、感染症に対する免疫力がついてからではないと散歩に出るのは危険なのです。
ワンちゃんのワクチン接種に関して、下記ページでも解説しているので、参考にしてみてください。
ワンちゃんの夜鳴き・下痢の原因は?
人間の赤ちゃんと同様に、子犬をお世話するのにも手がかかります。
ちょっとしたことで体調を崩したり、夜鳴きを繰り返すことも珍しくありません。
飼い始めは寂しくて鳴いてしまうもの
子犬を迎えてから数日〜数週間は、母犬と離れた寂しさから夜泣きが続くことがあります。夜鳴きが原因で、飼い主は睡眠不足に悩まされることになり、子犬は十分眠れず体調を崩すかもしれません。
愛犬が少しでも安心して眠れるように、眠るまでそばについていてあげたり、寝床に母犬のにおいがついた物を置くなど、工夫してあげましょう。
下痢の原因は様々!不安なら病院へ
子犬は、下痢をすることが多く、1~2度の下痢ですぐに回復するものから、ウィルスの感染による大きな病気による下痢まで、その原因は様々です。
主な原因として、以下のようなものが考えられます。
- ストレス
- 食事
- 誤飲誤食
- 寄生虫の感染
- ウィルスの感染
症状自体はたかが下痢と考えてしまうかもしれませんが、その原因によっては深刻な状況に発展しかねません。
大事に至らないようにするためにも、下痢を起こした場合は獣医さんに相談することをおすすめします。
まとめ
子犬を迎えてしばらくは、体調面やしつけ、生活環境の管理など、大変なことが続きます。
しかし、事前に準備しておくことで、飼い始めの苦労は軽減され、愛犬との生活を楽しむことができるようになるでしょう。
子犬をワンちゃんの専門家であるブリーダーからお迎えすれば、飼い始めに備えておくことなど、様々なアドバイスをしてもらえます。また、お迎え後も悩みや疑問など相談すれば、気軽に相談に乗ってくれるので、心強い味方になってくれるでしょう。
下記の「子犬を探す」ボタンから、可愛いワンちゃんをご覧いただけますでの、気になる方はぜひご覧ください。
著者/ブリーダーナビ編集部