トリミングサロンで暴れちゃう…愛犬をおとなしくさせる方法は?

3.愛犬を暴れないようにする為に

段階を踏むことが大事。まずは飼い主の手に慣れてもらおう


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体に触れられることに馴れていない、トリミングが苦手という子を、一瞬で大人しくさせるのはやはり難しいです。無理に適応させることは、ワンちゃんにとって大きなストレスとなってしまいます。

時間をかけてでも、体に触られることに馴れてもらい、道具へのマイナスイメージを変えていく必要があるでしょう。いきなりトリマーに丸投げするのではなく、まずは飼い主の手で安心感を与えてあげます。

飼い主に知ってほしい!ワンちゃんがサロンで暴れる理由

・人見知りや警戒心から暴れる
・トリマー不振になっている

大きく考えられるのは、こうした理由です。
見知らぬ人に慣れるまで時間のかかる性格の子は、サロンでも同じように警戒心や不安でいっぱいになってしまうこともあります。慣れない場所で見知らぬ人に触られるのは、心地良いものではありませんよね。

また、ワクチン接種が済んで外出にも慣れてきたからと、いきなりサロンに連れて行かれた子に多いのが「トリマー不信」です。
慣れない環境、見知らぬ人に加えて、無理な施術をされた経験がトラウマにつながっている可能性があります。例えば…

・水やドライヤーの温風が鼻に入り呼吸が苦しくなった
・お湯やお水の温度が極端で驚いてしまった
・ハサミやバリカン、爪切りで出血や怪我をしてしまった
・毛を引っ張られ、痛い思いをした

痛い、怖い、不快な思いを一度でもしたワンちゃんには、トリマーやその道具を見ただけで、サロンに入っただけで拒否反応が出てしまうほど、嫌なイメージが焼き付いています。

「ワンちゃんに落ち着きがない」のではなく、「安心して落ち着いていられる環境や心境でない」ことが暴れる理由かもしれません。

愛犬のサロンでの接せられ方を知ろう

普段から体に触れているし、お手入れも大人しくさせてくれる、家ではとても良い子な愛犬がサロンに行くとなぜか暴れてしまう。こうした場合は、一度サロンでの接せられ方を見学する必要があるでしょう。
暴れる理由として、サロン側に何かしらの原因がある可能性も捨てきれないからです。

近年ガラス張りでトリミングの様子が見えるサロンも多いですが、中にはカーテンやブラインドを閉めて完全に見えないようにするサロンもあります。
こうして目隠しをしているサロンや、見学NGにしているサロンはまず避けるべきです。

カーテンの中では、暴れるワンちゃんの口を紐で縛ったり、乱暴にドライヤーされたり血が出るほど雑に爪を切られたり、酷い扱いを受けているかもしれません。

サロンで愛犬がどのように接してもらっているのかを知ることは、とても重要なことです。

今からでも遅くない?暴れないようにする方法

暴れる理由を知る、サロンでの状況を把握するなども大事ですが、それと同時に飼い主が日頃から体のあちこちに触れてスキンシップを取ることも大切です。

・スキンシップを兼ねて体のあちこちに触れる
・爪切り
・歯ブラシ
・耳掃除
・ブラッシング

触れ合う時間が少ないのであれば、まずはそこから見直す必要があるかもしれません。飼い主すらあまり触れたことのない体に、見ず知らずのトリマーが触れるのはとてもハードルが高いです。
まずは、飼い主が体のどこを触っても大丈夫な状態にすることが、安心してサロンデビューするための近道です。

サロンで暴れる子におすすめ!自宅でできるケア方法

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日頃からスキンシップをとり、マッサージなどを行うことはサロンで暴れる子にとって有効です。マッサージは、自信を持たせたり、集中力を高めたりする効果も期待できます。
また、落ち着きがない、集中力がないといった精神的要因の問題行動や、備わっている攻撃性を緩和することは、サロンで暴れてしまう原因の解決につながることも。

<マッサージの方法・コツ>
・指の腹で優しく円を描くように撫でる
・強弱をつけ、時折つまんだりする
・つま先に触れるときは、はじめは優しく、徐々に付け根に移動させる
・背中は背骨あたりを押すようにして触れる

こうしたスキンシップやマッサージは、触られることに耐性がつくため、サロンに行った際にもいい結果が得られることが期待できます。


もっとスキンシップに関して知りたい方はこちらもご覧ください。
愛犬と沢山コミュニケーションをとって関係性を深めよう!

4.自宅でトリミングに挑戦!サロンでは暴れてしまうワンちゃんも安心

基本的にトリミングサロンに行く理由は、「衛生を保つため」「怪我を防ぐため」「美容目的」です。被毛を適切な長さや量に整えることで、皮膚病や怪我の防止につながります。

また、見た目を美しく保ちたい飼い主からすれば、サロンでのトリミングはより重要になってくるかもしれませんね。

しかし、トリミングは自宅でも可能です。毛がすぐに伸びてくる犬種は、眉毛が目に入ってしまうほか、口やお尻周りの毛は衛生的にも伸び過ぎは良くありません。また、足の裏の毛なども滑らないようにカットしてあげたいものです。

日頃から常にカットしておきたいこうした部位は、飼い主がトリミングしあげるというのも選択肢のひとつ!トリミングそのものや、道具に慣れてもらう練習にもなりますよ。

まずはブラッシングや基本のお手入れから体に触れられることに慣れてもらい、ペット用ハサミとコームを用意して簡単なカットから挑戦するといいでしょう。
また、カットをはじめる前にテーブルや高い台でじっとしていられる練習を行います。

・眉毛
・耳の前の毛
・頭部
・顎

毛が長くなると不快な目や耳のまわりなどの小範囲は、自宅でもカットしやすいです。ハサミが目や耳に入らないように注意しながら行いましょう。

トリミング自体をいい物にするためには、大好きなおやつを与えつつ褒めながら行う方法もおすすめです。実際におやつを与えながら施術を行っているサロンもあるくらいですので、トリミングが好きになるまで試してみましょう!

まとめ


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トリミングサロンで暴れてしまうワンちゃんには、きちんと理由があります。なぜ暴れるのか原因を知ること、普段からスキンシップをとり、サロンでも大人しくできるように練習が必要な場合もあります。

以下のリンクからは子犬やそのブリーダーを探すことができます。こちらもぜひご覧くださいね。

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