古和田恒裕ブリーダーインタビュー | 京都府綾部市 | ジャックラッセルテリア、ボルゾイなど
新しく家族に迎える子犬が、どんなブリーダーに育てられたのか知りたくないですか?ここではブリーダーナビで特に人気の優良ブリーダーを厳選してご紹介します。
今回は京都府綾部市にお住いの「古和田恒裕ブリーダー」にスポットをあて、インタビューをしました。犬種の魅力や特徴、ブリーダーとしての想いなど必見です!
ブリーダー情報
- ブリーダー名
- 古和田恒裕ブリーダー
- 犬舎
- 京都府綾部市
- 取扱犬種
- ジャックラッセルテリア, ボストンテリア, チワワ, ミニチュアダックスフンド, トイプードル, シーズー
- ブリーダー歴
- 20年
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大好きなボルゾイが、ショーチャンピオンになったのがきっかけですね。
――まずは、ブリーダーになったきっかけを教えてください。
古和田ブリーダー:もともとボルゾイが好きで、以前自分で飼っていたボルゾイがドッグショーでチャンピオンになったことがきっかけですね。
その時に、ブリーダーをしようと思いました。そのため、ボルゾイはうちのメイン犬種の1種です。―そうなんですね。ボルゾイはメイン犬種の1つだということですが、ほかにもメインの犬種がいるのですか?
古和田ブリーダー:はい、うちではジャックラッセル・テリアもメイン犬種としてブリーディングしています。
―どうしてジャックラッセル・テリアも扱おうと思ったのですか?
古和田ブリーダー:先ほど話したボルゾイが、チャンピオンになった時のドッグショー会場で、出会ったのがきっかけです。とってもかわいいわんちゃんだなと思って一目ぼれしました。
でもその当時、ジャックラッセル・テリアはあまり見かけない珍しい犬種。だから「この子はなんですか?」とジャックラッセル・テリアを連れている方に声をかけて、その犬種について教えてもらったんです。
そこからは、ボルゾイと並ぶくらいのメイン犬種として、ジャックラッセル・テリアをブリーディングしています。華麗で優雅なボルゾイと、元気で活発なジャックラッセル・テリア!
―運命の出会いだったのですね。では、それぞれのメイン犬種の魅力はなんだと思いますか?
古和田ブリーダー:ボルゾイは一言でいうと華麗で優雅なところが魅力ですかね。子犬の頃は、いたずらをしますが(笑)
でも基本的には、落ち着いていてマイペースで、気ままな性格をしています。犬というより猫っぽくて、飼い主に寄り添うような感じですね。ジャックラッセル・テリアは、とても人懐っこく元気で活発なところが魅力です。あと、賢くて運動能力も高いので、アジリティなどの競技に出場される方が多いですね!
ほかにも、映画やCMに出演しているのをよく見ます。そんなジャックラッセル・テリアは1度飼うと、その魅力にハマって、また飼いたくなってしまうようです。実際うちでも2匹目を飼いに来られる方がいらっしゃいます。多頭飼いをされる方も多いですね。
ジャックラッセル・テリアを飼うことは、初心者には難しいという情報も出回っているようですが、そのようなことは全くありません。人懐っこく自分から飼い主に寄って行くので、逆に初心者向きですよ。―犬種によって魅力がまったく違いますね!この2つの犬種以外にも、ブリーディングをされているようですが、その中でも人気の犬種はいますか?
古和田ブリーダー:どの犬種もそれぞれの個性があり、お客様のお好みも様々なので、どれが1番とは言いがたいですね。ボストン・テリアは頭数が少ないので、全国からお問い合わせをいただいております。
トイ・プードルも不動の人気ですし、うちのミニチュア・ダックスフンドは、めずらしいブラックソリッドなので、こちらも遠方からでもお問い合わせが入ります。なので、みんな人気ですね!ストレスを感じない環境が大切。
―たくさんの犬種を扱っているんですね!その子たちは、どういった環境で生活しているのですか?
古和田ブリーダー:自然が多い静かな田舎の土地で、ストレスを感じさせないような環境にしています。また、1匹ずつ散歩させるとどうしても時間に制限ができてしまうので、成犬たちは広い庭で駆け回らせてみんなで遊ばせています。子犬の場合もハウスに入れっぱなしではなく、時間を決めて広いフロアで遊ばせていますね。
今年(2016年)2月、京都府舞鶴市にペットショップをオープンしたのですが、ワクチンを2回以上接種した子犬に限り、お店のフロアに放すようにしています。
一般的なペットショップでは1匹ずつゲージに入れて管理をしていると思いますよね?でも、うちではストレスがかからないように広いフロアで走り回らせているんです。やっぱり元気に過ごしてもらうことが一番ですからね。目の届く範囲内で愛情を込めて。
―とにかくストレスがかからないような環境で育ててらっしゃるんですね。では、ブリーディングをする上で、なにか心がけていることはありますか?
古和田ブリーダー:「少数良質」ですかね。数をたくさん持たずに、上質のブリーディングができるように心がけています。閉じ込めたままではなく、きちんとしたケアができるように。1匹1匹に目が行き届く範囲内で、愛情をたっぷり注いで育てています。
―愛情込めてブリーディングされているのですね。ではブリーダーをしていて、どんな時にやりがいを感じますか?
古和田ブリーダー:やっぱり、子犬を譲ったお客様から送っていただいた写真を見たときですね。譲った子の誕生日に毎年写真を送ってくださる方もいるんですよ。ケーキと一緒に写る成長した姿を見たときは本当にうれしいです。毎日忙しいけど、その写真を見ると疲れも吹っ飛びます!
ショップを始めてからは、遠方からでも里帰りとして譲った子を連れてこられる方がいらっしゃいますね。そのときは親犬と再会させたりしています。お互い覚えているかどうか分かりませんが(笑)家族の一員になるからこそ、安易には決めないで。
―やりがいを感じながら、ブリーダーをされているんですね。それでは、最後にこれから犬を飼おうと思っている方に向けてメッセージをお願いします!
古和田ブリーダー:ペットを飼うことを安易には決めないでください。動物も人間と同じ命ある生き物です。十分に飼える環境であるか、経済面は問題ないかなどをしっかりと考えていただけたらと思います。また、ペットを飼うことに対して家族が全員同意しているかどうかも大切ですね。ペットは家族の一員になるのですから。
編集後記
いろんな犬種を扱っていますが、それぞれ1匹ずつ愛情込めて育てている古和田ブリーダー。犬がストレスを感じないような環境で、のびのびさせている所も素敵ですね!古和田ブリーダー、ご協力ありがとうございました!
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著者/ブリーダーナビ編集部