ポメラニアンを飼う前に準備しておきたいグッズは?必需品などを紹介

ポメラニアンを飼うためにどんな準備が必要?

ポメラニアンを飼う前に準備しておきたいグッズは?必需品などを紹介
photo by Mariamichelle

昨今のペットブームもあり、「犬を飼おうと思っている」「初めて犬を飼う」という人も多いのではないでしょうか?しかし、そのうちどれだけの人が犬を迎えるために準備をしているのでしょう。

当然ですが、人間と犬は違う動物なので、犬には犬用の食べ物やトイレが必要です。
「必要になったら揃えればいい」という考えでは、その間何らかの代用品が必要になります。例えば人間であれば、犬用の食べ物やトイレで我慢できるでしょうか?
そう考えれば、犬を家族に迎える前に、準備しておく必要性が分かると思います。

ポメラニアンをはじめとした室内犬は、決まった居住スペースを確保したり、トイレのしつけのための場所を用意するなど、飼い始めの準備が欠かせません。幼い頃であれば、しつけは特に大切でしょう。

また、ペットの生活環境の準備は、ペットだけでの問題ではなく飼い主にとっても大きな問題です。飼育のために必要なグッズを準備しておけば、自然と心構えもできてくるもの。
しっかり準備をして、万全の状態で子犬をお迎えしましょう。

これがあれば大丈夫!ポメラニアンの生活に必要なグッズ

ポメラニアンを迎える準備として、揃えておかなければならない生活必需品がいくつかあります。大きさや品質によって値段も変わってきますが、事前にリサーチして経済的にどれくらいの負担がかかるのか、確認しておきましょう。

また、必要なのは用具だけではありません。ワクチン・予防接種の費用のほか、病気やけがをしたときの病院代、エアコンなどの電気代などをまとめた費用が最終的にどれくらいになるのか試算しておくといいでしょう。

以下に、事前に用意しておくべき犬用のグッズを記載しました。いずれも日常生活に必要不可欠なものなので、子犬を迎えたその日から使えるようにしておきましょう。

【ケージ、サークル】

室内犬は、普段部屋の中で放し飼いにしているという人も多く、来客があった時や留守番の時など、特定の状況だけ利用するという飼い主さんも少なくないでしょう。

ポメラニアン用のケージは、天井がついているものを選ぶといいでしょう。天井がないと、飛び越えようとジャンプを繰りしてしまい、ヒザに大きな負担をかけてしまいます。ポメラニアンは特に膝蓋骨脱臼になりやすい犬種なので、膝への負担を避けるためにも屋根はあった方が良さそうです。

ケージ内には寝床やトイレを置き、ポメラニアンが落ち着ける空間を作りましょう。それにより、ケージの中が安心で居心地の良い場所だと思うようになり、ケージの中での無駄吠えなどが少なくなると思われます。

【食器類】

犬用の食器は、主にフードと飲み水を入れるための器として使います。そのため、食器はごはん用と飲み水用の2つを用意しましょう。

食器の素材はガラスやプラスチックなど様々な物が用意されていますが、安定感があり傷つきにくいステンレス製と陶器製がおすすめです。
プラスチック製のものは割れにくいため安全で安価ですが、傷つきやすいので衛生的に不安が残ります。

足を引っかけて食器をひっくり返してしまうこともあるので、1回分の食事量の倍くらい入る大きさならフードがこぼれないので安心です。同様に、飲み水は皿状の食器で用意するとこぼすことがあるので、可能であれば給水器を設置できればベストでしょう。

【フード】

健康と長寿は、何よりも食事の内容が最も大きな要因です。毎日の食事は、直接身体に取り入れるものなので、特に気を遣ってあげましょう。

フードを選ぶ際、最も気を付けるべきは栄養です。栄養バランスの違いは健康状態を左右し、身体の生育や寿命にも大きく関わってきます。特に三大栄養素といわれる「タンパク質」「炭水化物」「脂肪」に気を付けて選ぶといいでしょう。

迎えてからしばらくの間は、ペットショップやブリーダーの下で食べていたフードを食べさせてあげましょう。切り替える場合は、少しずつ新しいフードを混ぜて慣らしていくと、スムーズです。

【トイレ】

トイレは、しつけの面でも重要です。
個体差があるものの、基本的にはポメラニアンの体の2~3倍の大きさが理想的です。子犬は、排泄前にトイレトレーの上で匂いを嗅ぎながらウロウロするので、ある程度余裕がある大きさの方が失敗も少なくなります。

大きすぎると落ち着くことができず、消耗品であるトイレシート(ペットシーツ)代も高くついてしまいます。逆に、小さすぎるとはみ出してしまい、トイレを失敗してしまいます。

犬用トイレ選びで重要なのはサイズです。メーカーによる違いはほとんど見られないため、適正なサイズのものを値段で選ぶといいでしょう。また、雄の場合は脚をあげて用を足すため、L字型になるトイレもおすすめです。

できれば揃えておきたい、ポメラニアン向けのグッズ

ポメラニアン
photo by Mariamichelle

ポメラニアンを迎える前に用意しておきたいものの他にも、あれば便利なグッズや将来的に揃えた方が便利なグッズなどは少なくありません。

例えば、抜け毛が多いポメラニアンのためにブラッシング用のスリッカーやブラシ、コームのほか、爪のケアグッズやシャンプー、歯磨きセットなど、清潔に整えるためのグッズは早めに用意したいところです。

また、寒さに強く暑さに弱いポメラニアンのために、夏場の熱中症対策の保冷シートなどがあるといいでしょう。

このほか、室内の環境を快適にするためにペット用のヒーターを用意したり、ストレス解消や歯の健康維持に繋がるおもちゃや犬用ガムも、あると便利なグッズです。

【スリッカー、ブラシ、コーム】

一年を通して抜け毛が多いポメラニアンは、その魅力的なふわふわとした被毛を保つためにも、定期的なブラッシングがかかせません。特に換毛期には、いつも以上に抜け毛が激しくなるので、毎日欠かさずブラッシングする必要があるでしょう。

ポメラニアンをブラッシングする場合、最初からブラシで梳かすと毛が痛んでしまうので、毛をかき分けながら、まずはコームで根元から梳かしていきます。毛玉を見つけたら、指で丁寧にほぐしましょう。
それからスリッカーブラシやピンブラシを使い、背中などあまり嫌がらない場所から、毛の流れに逆らわないようにブラッシングしてください。

【シャンプー、コンディショナー】

ポメラニアンのふわふわな毛並みを保つためには、ブラッシングだけでなくシャンプーも大切です。ただし、あまり頻繁にシャンプーをすると、過剰に油分を落としてしまい、艶とハリを失ってしまうので、月1、2回程度を目安にしておきましょう。

シャンプーは必ず犬用のものを使用してください。人間用のシャンプーは、犬の肌に合わないことや犬にとって有害な物質が含まれていることがあるので、決して使ってはいけません。
また、お湯の温度は人間が入るお風呂より温めなくらいが丁度いいでしょう。

【首輪、リード】

犬の散歩には欠かせない首輪やリードも、ポメラニアンを飼う際にほしいグッズの一つです。デザインや素材により様々な価格帯の商品がありますが、一部の製品は十分な強度がないなど粗雑な作りのものもあるので、実際に手に取って選べるといいでしょう。 ​

ポメラニアンは活発な性格で好奇心旺盛なので、散歩していても落ち着きなく動き回るでしょう。もちろん、きちんとしつければ飼い主の言うことを聞きますが、予測できないタイミングで不意に動き出すことがあるので、油断はできません。

ポメラニアンは呼吸器系が弱いので、首輪にリードを付けると喉を締め付けて負担がかかってしまいます。散歩の時はハーネスにリードをつけるといいでしょう。

【おやつ】

犬用のおやつは、ジャーキーや骨ガム、ビスケットなど、実に多種多様です。
人間同様間食として、またしつけのご褒美として、過剰に与えないよう気を付けながら与えましょう。

ポメラニアンは食欲旺盛で、肥満になりやすい犬種です。食べ過ぎないよう飼い主がきちんと管理することで、肥満を防止しましょう。しつけのご褒美に与えるなど工夫すれば、効果的に活用できます。

【おもちゃ】

ポメラニアンは遊ぶことに積極的で、おもちゃを与えれば一人で遊び続けることもしばしば。犬の場合、おもちゃを引っ張ったりかじったりするのが当たり前なので、簡単に壊れず口に入れても害のないものが最適です。

犬は、生後8か月頃に歯が生え変わります。この時期はおもちゃを咬みたがり、咬むことによって乳歯が抜けるため、積極的におもちゃを与えるといいでしょう。満足できないと、手近なものを咬んで傷つけるかもしれません。

またおもちゃを使って、ポメラニアンと一緒に遊んであげるのもいいでしょう。遊びを通して飼い主との主従関係や社会性を学ぶことができます。何より、愛犬ともっと仲良くなることができるでしょう。

まとめ:愛犬との生活を充実させるためにグッズを活用しよう

これまでの説明で、ポメラニアンという新しい家族を迎えるに当たり、どんな準備をすばいいかお分かりいただけたと思います。最初からすべてを揃えようとするのではなく、まずは必要なものだけを購入して、少しずつ買い足していくといいでしょう。

ポメラニアンの飼い方については下記ページで詳しく解説しています!こちらもぜひ参考にしてみてください。
初心者向けポメラニアンの飼い方 非公開: 初心者向けポメラニアンの飼い方

ポメラニアンの子犬を探す