目次
しつけの基本を教えよう!その②
様々なシーンで役立つ“マテ”を覚えさせるには
photo by shelma25
愛犬が“マテ”を覚えるようになれば出先でおとなしくしてほしい時や、ごはんやお散歩中などで大いに活用できます。
【マテの教え方】
①オスワリをさせてからおやつを握った手を鼻先に持っていき「マテ」という。
②手の位置はそのまま維持して「いい子だね」と褒めて1秒後おやつを与える。
③待たせる時間を徐々に伸ばしていく。また、手の位置はマテの指示と認識してきたら、少しずつ離していく。
④待てる時間が長くできるようになったら、飼い主は少しずつ距離を取るようにする。その間、必ずワンちゃんに対して褒め続ける。
⑤最後に一呼吸おいて「OK」や「よし」といって指示を終わらせる。
ワンちゃんにとって「待つ」というのはとてもストレスがかかります。そのため、マテを教える際はワンちゃんがご機嫌な時にしましょう。
しつけの基本を教えよう!その③
待機と服従の姿勢でもある“フセ”を覚えさせるには
姿勢を低くさせることは「服従」を意味します。飼い主への服従心を強める動作の1つですが、中々覚えさせるのに苦戦する方が多いようです。まずは焦らず、根気強く教えていくことが大切です。またフセを覚えさせる時は、リードとおやつを用意してから始めましょう。
【フセの教え方】
①正面に座り、愛犬も同様にオスワリの姿勢にさせる。
②手におやつを持ち、愛犬の鼻先に持っていく。このとき、ワンちゃんの目線より高くならないように注意。
③おやつを座った状態でかじれる高さから、ゆっくり下へ下げていく。
④愛犬がおやつを追ってお腹を地面に付けてフセの状態をしたら、そのままキープさせておやつをあげる。
⑤おやつがなくてもオスワリの姿勢からフセの動きができるようになるまで、①~④を繰り返す。
⑥おやつがなくても手の動きでフセができれば、フセという言葉を使う。「フセ」といってから手の動きでフセをさせる。上手にできたら、おおげさに褒めておやつをあげる。
言葉だけでフセができるようになったら、いろいろな場所で練習を行うと様々なシーンでできるようになりますのでぜひ試してみましょう。その時、ランダムにおやつをあげたり、あげなかったりするとより覚えが早くなりますよ。
ワンちゃんの集中力はとても短い
しつけを覚えさせる際は集中して行おう!
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コーギーを始め、ワンちゃんたちの集中力は短時間しか持ちません。そのため、飼い主が意気込んで「猛特訓だ!」としつけを覚えさせようと何時間もかけて覚えさせようとしても、ワンちゃんの集中力は持たないためグダグダになってしまいます。
犬種や個体差によって集中力できる時間に差がありますが、だいたい長くても10~15分が限度といわれていますので、1回におけるしつけ時間は15分以内にしてあげるとよいでしょう。
しつけの前後はおもいっきり遊ばせてあげて
しつけを行う前と行った後は、ストレス解消のためにも運動をさせてあげてください。
私たち人間が仕事や勉強の合間に休憩を入れて脳をリフレッシュさせるのと同じで、ワンちゃんたちもリフレッシュがとても大切です。根気詰めて教えてはワンちゃんもストレスが溜まってしまいますので、しつけの前後はのびのびとさせてあげてくださいね。
まとめ
photo by taichiman87
愛犬コーギーと楽しく幸せな日々を過ごすためにも、しつけ(服従訓練)はとても大切です。最初はなかなか苦戦すると思いますが『焦らず・楽しく・根気よく』をモットーにメリハリを持ってしつけを覚えさせていきましょう。
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著者/ブリーダーナビ編集部