その他あれば便利なものは?
カニンヘンダックスフンドを飼う準備として用意するものは、だいたい揃いましたね。ここからは、もし余裕があれば準備しておくと便利な物をご紹介します。カニンヘンダックスフンドと暮らしていると必要になってくる物ばかりなので、一通り目を通しておきましょう。
おやつ
ワンちゃんのしつけやご褒美として与えたいおやつには、ジャーキー・骨ガム・硬めのパンやクッキーなど消化に悪いものもあります。そのため、購入する際は必ず袋に記載された月齢を確認してください。
ワンちゃんのおやつはたくさん種類があるので、かわいいカニンヘンダックスフンドのことを思うとつい買い過ぎてしまう飼い主さんもいるでしょう。しかし、一度おやつを与えるとカリカリのドッグフードを食べなくなる可能性があるので、子犬を飼ってからしばらくはドッグフードだけ与えるようにしましょう。
ブラシ
カニンヘンダックスの被毛には3タイプあり、基本的にほとんどがダブルコートなので抜け毛は多いです。できれば週に2回以上はブラッシングして、お手入れしてあげたいですね。
ブラシはスリッカー・コーム・ピンブラシ・獣毛ブラシ・ラバーブラシなどがあり、被毛のタイプによって使い分けます。それぞれにメリット・デメリットがあるので、迎えるカニンヘンダックスフンドの被毛タイプが分かった後に購入したほうがいいかもしれません。
爪切り
室内飼いのカニンヘンダックスフンドは爪が伸びるのが早いため、こまめにカットしてあげる必要があります。爪が伸びたまま歩いていると、姿勢がおかしくなって腰や関節に負担をかけてしまいます。それを防ぐためにも、事前に爪切りを準備して、子犬のうちから爪切りに慣れてもらいましょう。
ワンちゃんの爪切りにはギロチンタイプ・ニッパータイプ・はさみタイプなどがあります。ワンちゃんの爪には血管や神経が通っているので、切り過ぎないように注意しましょう。切り過ぎると、出血する恐れがあります。
自宅での爪切りが不安な飼い主さんは、無理せずトリミングサロンや動物病院などで爪きりのサービスを利用しましょう。
歯磨き用品
おもちゃで遊ぶことである程度の歯垢は取れますが、それだけではどうしても歯垢や歯石がたまってしまいます。ひどくたまってしまうと歯周病や口臭の原因になるため、動物病院で取ってもらうことになります。いつまでも健康な歯でおいしくごはんを食べられるように、歯磨きは週に1度は行いましょう。
ワンちゃんの歯磨き用品は、歯磨きジェル・歯ブラシ・歯磨きシートなどがあります。中でも歯磨きシートは、指に巻いて歯をこするだけなのでお手入れが楽に済みます。ただし、シートに付いた香りを嫌がるワンちゃんもいるので、その場合は歯ブラシを使ってあげてくださいね。
そのほか、噛むだけで歯磨き効果のあるガムなども併用してあげるといいでしょう。ガムは必ず“超小型犬用”を選んで、喉に詰まらないように注意してください。
耳ケア用品
カニンヘンダックスフンドの耳は大きく垂れ下がっているので、通気性が悪く汚れがたまりやすいです。そのままにしていると外耳炎になってしまう可能性があるので、こまめに耳掃除をしましょう。
耳ケアのために用意するものは、脱脂綿(コットン)と耳ケア用のローションです。ここで注意したいのが「人間用の綿棒は使わないこと」です。綿棒は耳垢を奥に押し込んでしまう可能性があるうえに、大変デリケートなワンちゃんの耳内の皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。
シャンプ―とリンス
ワンちゃんの皮膚はかなりデリケートなため、人間の赤ちゃん用のシャンプ―でも刺激が強いといわれています。そのため、できるだけ低刺激のシャンプーとリンスを選びましょう。
カニンヘンダックスフンドは体臭が強いほうではありませんが、皮膚病を予防するためにも月に1度はシャンプーをしましょう。最近は、シャワー付きのワンちゃん専用お風呂も販売されているので、シャンプーとリンスを購入する際はぜひチェックしておきたいですね。
シャンプーをした後は、皮膚トラブルを防ぐために必ずしっかり乾かす必要があります。そこでおすすめなのが「超吸水タオル」です。ドライヤーの時間を短縮できるので、数枚準備しておくといいでしょう。
まとめ
カニンヘンダックスフンドを飼う前に準備するものをご紹介しました。いかがでしたか?
好奇心旺盛で、子どもとも仲良くできるカニンヘンダックスフンドは、ミニチュアダックスフンドよりもさらに小さな犬種です。カニンヘンダックスフンドを飼う前に必要なものを一通り揃えたら、家具の配置を変えるなど、超小型犬がケガをしてしまわないように安全面も考慮しましょう。
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著者/ブリーダーナビ編集部