何して遊ぶ?
ドッグランでおもいっきり遊んであげよう!
お散歩も必要ですが、ドッグランやワンちゃんが遊んでもよい大きな公園や広場で遊んであげることも大切です。
ジャックラッセルテリアは、運動ができないとストレスが溜まってしまいます。そうなると、吠えたり噛んだりして問題行動を起こしてしまうことも…
よく「ジャックラッセルテリアは飼いづらい犬」といわれますが、その多くは運動不足が原因で問題行動に走ってしまっているケースがあるからです。
もちろん、しつけ不足や愛情不足などが原因の場合もありますが、何よりも運動ができないことは、ジャックラッセルテリアにとって死活問題。
飼い主がお休みの日や時間がある時は、ドッグランなどに連れて行ってあげておもいっきり遊んであげてくださいね。
家庭で気軽にできる遊びについて
ジャックラッセルテリアは、本来キツネを狩りする狩猟犬でした。
そのため、動くものに対して追いかける修正がありますので、ボール遊びやフリスビーなどで遊んであげると喜びます。
また、ぬいぐるみを紐で巻き付けて素早く動かしてあげると「なんだ!なんだ!?」と興味津々になって遊びますのでこちらもおすすめですよ。
愛犬ジャックラッセルテリアと一緒に参加できる競技ってある?
ジャックラッセルテリアは、頭がよくて小回のきく機敏な犬種です。そのため、様々な遊びやスポーツを楽しむことができます。
●フリスビー
人が投げたフリスビーを犬がキャッチして遊ぶものの1つ。狩猟犬として活躍してきたジャックラッセルテリアにとってこの遊びはとっても楽しい行為の1つです。
もしフリスビーの遊びに慣れてきたら『フリスビードッグ』に参加するのもおすすめです。
速さと距離を競う“ディスタンス”と音楽に乗りながら数枚のフリスビーを様々なバリエーションで投げて、ワンちゃんがジャンプやダッシュしてキャッチする“フリーフライト”があります。
このフリーフライトは演技の正確さや完成度なども競うので「本格的にフリスビーを覚えさせたい!」という飼い主には特におすすめです。
【フリスビードッグに興味ある方はこちらから】
参考 JFA 日本フリスビードッグ協会日本フリスビードッグ協会
●フライボール
フライボールは“4頭1チーム競技”と“個人競技”があります。
チーム競技の場合は、コースに並べられた4つのハードルを飛び越したらフライボールボックスを操作して飛び出たボールをキャッチし、再びハードルを飛び越し戻ってくるという競技をリレー式で行います。
一方、個人競技に関しては2組のチームがタイムトライアル形式で競い合います。
どちらの競技もエキサイティングでとても楽しいので、ボール遊びやハードルを飛び越すことを喜ぶのであれば、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
【フライボールの詳細や問い合わせ先はこちらから】
参考 フライボール競技会について一般社団法人ジャパンケネルクラブ
●アジリティー
トンネルやハードルなどの障害物のコースをハンドラーが指示をしながら、正確さと早さを競う競技です。
また、競技によってはレベル・ワンちゃんの体高・障害の種類や数によって部門が違います。
「興味がある」「参加してみたい!」と思われた方には、初級クラスもありますので一度チャレンジしてみてもよいかもしれません。
【アジリティーの詳細から訓練所、大会スケジュールまで掲載されています】
参考 アジリティーを楽しもう一般社団法人ジャパンケネルクラブ
上記以外にも色々な種類のスポーツや競技があります。
愛犬の性格や特徴などを踏まえて、楽しめそうなものを選んで参加してみてもよいかもしれませんね。
これだけは念頭にいれておこう
運動量の注意点
photo by Steve
ジャックラッセルテリアは、他の小型犬よりも運動量が多い犬種ですが、その子によって適切な運動量が異なる場合もあります。
そのため「うちの子、本当に運動量が足りているのかな?」と思ったら、下記の2点を確認してみましょう。
①散歩から帰ってきて、しばらくしてウトウトして寝始めた
→運動量が足りている証拠です。引き続き、今の運動量を維持していきましょう。
②散歩から帰ってきても落ち着きがなく、吠えていたずらばかりする
→今の運動量が足りていない証拠です。散歩の時間を延ばしたり、ドッグランなどで運動を行ったりしましょう。
上記の行動を参考にして愛犬の運動量を確認してあげてくださいね。
まとめ
ジャックラッセルテリアは、車に例えると“F1のエンジン並み”といわれるほどパワフルな犬種です。
そのため、毎日の体を動かしてあげないとストレスが溜まってしまい、問題行動に走ってしまうこともしばしあります。また、飼い主自身がインドア派だとかなり苦労してしまうかもしれません。
ジャックラッセルテリアと一緒に運動が楽しめ、アクティブに動き回れる人向けの犬種でもあるため、お迎えする際は覚悟と責任を持って愛情いっぱいに育ててあげてください。
また飼い主にはとても従順なので、きちんとしつけをすればあなたにとってなくてはならない存在になること間違いなしですよ!
ジャックラッセルテリアの性格や飼い方についは、下記のページで解説しています。こちらも参考にしてみてくださいね。
ジャックラッセルテリアの性格や特徴とは?初心者向け飼い方について
著者/ブリーダーナビ編集部