
目次
フレンチブルドッグの値段相場は?
現在のフレンチブルドッグの平均的な値段相場は約 44万1,543 円(ブリーダーナビ調べ)となっています。
その他の性別・毛色・種類別の値段相場は以下のようになっています。
- 女の子の平均価格は約 45万5,575 円
- 男の子の平均価格は約 42万9,004 円
- 人気の毛色「ブリンドル」の平均価格は約 39万6,346 円
- 人気の毛色「パイド」の平均価格は約 45万6,533 円
- 人気の毛色「クリーム」の平均価格は約 46万7,249 円
- 人気の毛色「フォーン」の平均価格は約 46万7,518 円
- 人気の毛色「ホワイト(白)」の平均価格は約 42万0,862 円
現在飼い主さんを募集中のフレンチブルドッグについては、弊社ブリーダーナビをご参照ください。
フレンチブルドッグの価格が高い、安いには理由がある?安い時期は?
フレンチブルドッグは、多くの犬種の中でも販売価格が高い部類に入ります。ここではその理由とともに、ワンちゃんの販売価格がどうやって決められるのか、解説していきます。
価格が決まる主な要因は?
ワンちゃんの販売価格を決める条件は大きく分けて2つあります。
1つは、スタンダードというワンちゃんの特徴です。
すべての犬種には、繁殖指針とする各犬種の理想像としての『スタンダード(犬種標準)』が定められています。このスタンダードに近ければ価格は高くなります。
もう1つは販売業者側の都合で、仕入れルートやお店の方針です。ワンちゃんには定価がないため、販売者が人気などを考慮して販売価格を自由に決められます。
ペットショップから迎えるかブリーダーから迎えるか、ワンちゃんを迎える方法によっても購入金額に差が生まれるため、お迎えする際はその点も考えた方が良いでしょう。
自分の犬舎で繁殖してたワンちゃんを直接販売しているブリーダーと、人件費や仲介手数料などの経費が加算されるペットショップとでは、間に人の手が入っている分価格に差があります。
そのため近い条件の子犬を購入するのあれば、一般的にペットショップよりもブリーダーの方が安く購入できる傾向があります。
価格が高いのは帝王切開だから
フレンチブルドッグは骨盤が小さいため、産道が狭く自然分娩で出産することが難しい犬種です。
そのため、帝王切開による出産が一般的なのですが、帝王切開による出産は自然分娩に比べて命に関わるリスクが高く、一般的な犬種と比べて販売価格が高くなる傾向があります。
フレンチブルドッグを迎えるのなら、販売価格が高いことと出産のリスクがあることを理解しておきましょう。
値段に差が出るのは?安くなる時期は?
同じ犬種、同じ毛色であっても販売価格に違いがあります。
では、なぜ値段に差が生まれるのでしょうか?
上述したように、その理由は2つ。1つはスタンダードの条件にどれだけ合致しているか、もう1つは人件費や流通費など、販売するまでにかかった費用です。季節や時期によって価格が変動することは、基本的にないと考えて良いでしょう。
血統書を発行している「JKC」が定めるフレンチブルドッグのスタンダードは以下のとおりです。
体高 | オス:27cm~35cm メス:24cm~32cm ※±1cmは許容 |
---|---|
体重 | オス:9kg~14kg メス:8kg~13kg ※500gの誤差は許容 |
見た目 | 全体的にコンパクトで被毛は滑らかしし鼻で、立ち耳、尾は短い |
毛色 | フォーン、ブリンドル、及びそれぞれの毛色にホワイトの斑があるもの |
フレンチブルドッグをお迎えする際の注意点
お迎えする際に留意してほしいポイントは3つあります。
- 健康状態
- 性格
- お迎え後のサポート
フレンチブルドッグの健康状態
フレンチブルドッグに限らず、ワンちゃんを迎える際、何よりも確認しておきたいのが健康状態です。
フレンチブルドッグの健康状態を確認する場合は、「黒目や鼻が黒く色素が薄くない」「骨格がしっかりして歩き方に不自然さがない」などを確認してください。
無理な繁殖をして色素が薄くなると、内臓や皮膚、目が弱いなど健康状態にも影響が出てきます。
ただし、生後間もない子犬は色素が薄い場合があるので、判断が難しい場合はブリーダーさんやペットショップの店員さんに確認するようにしましょう。
フレンチブルドッグの性格
「ペットとして最高の犬種」といわれるフレンチブルドッグの基本的な性格は、人懐っこく甘え上手。大らかで落ち着きがあり愛嬌たっぷりと、まさに理想の愛玩犬といえる犬種です。
フレンチブルドッグを迎えるということは、これから一緒に生活していく家族を迎えるということです。ワンちゃんにも個体ごとに性格の違いがあるので、せっかくなら相性が良い子を迎えたいところ。
ペットショップの店員さんやブリーダーさんに、相談しながら決めるのもおすすめです。
お迎え後のサポート
ペットを飼うということは、迎えたらそれで終わりというわけではありません。むしろ、迎えてからの方がさまざまな問題や悩みが多いといえるでしょう。
しつけやご飯、傷病など、日常生活を送るだけでも、一筋縄ではいかないことばかり。

そういったお迎えしてからの疑問や困りごとを相談できたり、サポートしてもらえたりするサービスが受けられると、初めてワンちゃんを飼う方にとっては安心できるでしょう。
なので、購入後のアフターフォローについても確認しておくことをおすすめします。
優良ブリーダーからお迎えするメリット
上述の通り、お迎え時に抑えておきたいポイントがいくつかあります。
そういった問題を回避しやすいのが、優良なブリーダーさんから直接購入する方法です。
ここからは、優良ブリーダーからお迎えするメリットについて解説していきます。
徹底された健康管理
ペットを迎える際、どうしても見た目だけを重視しがちです。
しかし、これから先、長い時間を一緒に生活していく家族を迎えることを考えると、何よりも優先したいのは健康状態ではないでしょうか。
子犬の健康状態で確認したいのは、遺伝性疾患や感染症を患っているかどうか。
優良ブリーダーであれば、何よりも健康状態に気を付けているので、心配はいらないでしょう。万が一健康状態に不安があったとしても、しっかり説明してくれるので初心者であっても安心して迎えることができます。
子犬が成長した姿をイメージしやすい
ブリーダーは自身の犬舎で、ワンちゃんの繁殖から飼育、販売まで行っています。
当然、子犬だけでなくその親犬や兄弟犬とも一緒に暮らしているので、将来どのような姿に成長するのかイメージしやすいでしょう。
また、血統証では分からない出自や生い立ちまで明確な点も安心できるポイントです。
お迎え後もサポートを受けられる
優秀なブリーダーからフレンチブルドッグを迎えることができれば、迎えた後もしつけや飼育の相談に乗ってくれたり、さまざまな面でサポートしてくれる強い味方になってくれます。
ブリーダーは取り扱うワンちゃんのプロフェッショナルなので、素人ではわからないことにも答えてくれますし、何より子犬が生まれてからしばらく面倒を見ていた人でもあります。
こうした点は、初めてワンちゃんをお迎えする人にとって心強いのではないでしょうか。
適正な価格でお迎えできる
繁殖・飼育した子犬をブリーダーから直接迎えることができれば、人件費などの中間費用が発生しないため、販売価格を安く抑えることができるかもしれません。
自分でブリーダーを探す必要があるので、その分手間がかかると思いますが、子犬を適正な価格で安心して購入できるのは、何より大きなメリットでしょう。
優良ブリーダーはどう探せばいい?
ここまで優良ブリーダーから子犬を迎えるメリットを解説してきました。
興味を持ってくれた方が知りたいのは「どうやって優良ブリーダーを探せばいいのか」でしょう。
おすすめの探し方は、動物病院やトレーナーなど、動物に関係する専門家から教えてもらう方法です。やはり近い業界にいる方が、情報を豊富に持っているもの。中でも獣医師はブリーダーと関わることが多いので、期待できるでしょう。
しかし、初心者の場合こうしたツテがない方も多いと思います。そんなときは、直接ブリーダーさんとやり取りできるWEBサービスの利用もおすすめです。
当サイトも提供しているWEBサービスでは、時間を問わず犬舎の見学申請や相談などができます。

初めて子犬をお迎えする方、失敗したくないという方には便利なサービスです。
当サイト「ブリーダーナビ」でも、多くの優良ブリーダーさんに可愛いワンちゃんたちを掲載していただいているので、是非のぞいてみてくださいね!
著者/ブリーダーナビ編集部