吠える前に対策ってできるの?
「吠えた時の対処法はわかったけど、その前に止めさせることってできないの?」って思う飼い主さんも多いと思います。では、どうすれば事前に対策を立てることができるのでしょうか。
1.ストレスを与えない
飼い主さんが構ってくれないことで、ワンちゃんは「ねぇ?なんでしてくれないの?」「もっと遊んでよぉ!」と欲求吠えをしてしまいがちです。
ワンちゃんのストレスが溜まらないようにすることで、吠えることを軽減することができます。飼い主さんも忙しいかと思いますが、ワンちゃんと一緒に遊んだりお散歩したりするなど、きちんと時間を設けて満足させてあげましょう。
2.興奮させないこと
家のチャイムなどで過剰に反応してしまうワンちゃんに対しては、あらかじめ興奮させないようにするためにもサークルやゲージ(クレート)などに入れて落ち着かせるようにしましょう。
自宅を自由に動ける状態であると、その分自分のテリトリーが広がるので、ちょっとした音などでも過剰に反応してしまいます。そのため、事前に来客があるとわかっているようでしたら、テリトリーを狭めて落ち着かせるようにしてみましょう。
3.飼い主さんに注意をそらす
他の人やワンちゃんに吠えるようであれば、その人やワンちゃんが通りすぎるまでおもちゃやおやつなどで気をそらせてあげるのが良いでしょう。
4.楽しいことを覚えさせる
初めて会う人には警戒してしまうのは誰だって同じ。特に自分のテリトリー内に知らない人が入ってきたら、ワンちゃんだって怖いもの。もし可能であれば外でワンちゃんと会ってから自宅に招いたり、おやつをあげたり遊んでもらったりすると、ワンちゃんの警戒心が緩み「この人は楽しい人、いい人」と記憶させると良いでしょう。
5.基本的なしつけトレーニングをマスターさせよう
ワンちゃんのしつけとして「まて・おすわり・ふせ・つけ」などがあると思います。これらをきちんと覚えさせることで、ワンちゃんとの主従関係を成り立たせることができますし、絆も深まります。
そしてなによりも吠えそうな時に事前に予防することができたり、吠えてしまった時に飼い主さんへ注意を向けたりすることができます。これらはどんな場所でも応用がききますので、覚えさせることをオススメします。
まとめ
比較的おとなしくて温厚なフレンチブルドックでも、ときには大きな声で吠えてしまうことがあるかもしれません。でもそれは決して「無駄吠え」ではなく、飼い主さんに対して何かしらメッセージを送っているということを頭に入れておきましょう。
けっして「うるさい!」と怒鳴ったり叩いたりしてはいけません。それは返って飼い主さんとの絆を壊し、逆効果に繋がってしまうからです。
せっかくかわいいフレンチブルドッグをお迎えしたのですから、楽しい日々を送るためにもメリハリのあるしつけと、沢山の愛情を注いであげてくださいね。下記のページではフレンチブルドッグの飼い方について解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
初心者向けフレンチブルドッグの飼い方
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著者/ブリーダーナビ編集部