しつけも大事だけどたっぷりの愛情を注いであげて
毎日沢山の愛情を注いでいますか?
問題行動抑止は社会化期をきちん学ばせること、メリハリのある叱り方が大切だとお話ししましたが、それ以外にも大切なことがあります。それは“スキンシップ”です。
最近下記にあてはまることはありませんか?
・仕事やバイトが忙しくて帰りが遅い
・お散歩に連れて行っていない
・「かまって!」と来ても、ボールを投げるだけで十分なスキンシップを取っていない
・ブラッシングをしたり、撫でたりしていない
など
このように、飼い主の勝手な都合で愛犬を蔑ろにしていませんか。
犬は飼い主の愛情を何よりも1番欲しがる生き物です。そのため、ふれあいが少なかったり愛情不足に陥ったりしてしまうと、精神的なストレスを受けてしまいます。そのストレスを発散することができず、欲求不満や不安な気持ちが続いてしまうと「葛藤行動」と呼ばれる異常な問題行動を起こす可能性があります。
葛藤行動が起きるとどうなるの?
葛藤行動が起きると下記のような行動を起こし始めます。
・常に寂しそうな表情で見つめてくる
・自傷行為を行う(毛をむしり取る、自身のしっぽを噛みつこうとする、皮膚が炎症するほど舐める)
・破壊行動を起こす(クッションに噛みついて破壊、物を壊すなど)
・無駄吠えが多くなる
寂しさのあまりに、そして飼い主に構ってもらいたいがために色々な行動を起こします。
愛犬に沢山の愛情を伝えてあげて
愛情不足でさまざまな問題が起きてしまうことはご理解いただけたと思います。
犬にも感情はあります。大好きな飼い主には沢山の愛情を注いで欲しいと願っています。だからこそ、飼い主は愛犬に対して沢山の愛情を注いであげましょう。
【愛犬の愛情欲求に応えるためには】
1.笑顔とやさしい声でほめてあげる
⇒「大好きだよ」「いつもかわいいね」「いい子だね」など、笑顔で声を掛けてあげましょう。
2.毎日スキンシップをとろう
⇒ブラッシングやマッサージなどで沢山撫でてあげてください。幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌され、より犬は幸せを感じてくれますよ。
3.基礎的な欲求に応える
⇒動物的本能である「ごはんが食べたい!」「水が飲みたい!」「休みたい!」などの基本的な欲求を十分に満たしてあげましょう。ただし、おやつやごはんを過剰に与えると肥満の原因となりますので注意しましょう。
まとめ
犬の問題行動は全て犬が悪いわけではありません。飼い主自身にも問題があるのです。「ダメ犬!」「こんな子はいらない!」と思う前にまずは自身の行動を見直しましょう。そして、正しいしつけと愛情を注いであげることにより犬もそれに応えてくれますよ。
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著者/ブリーダーナビ編集部