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40代女性 「ブラッシングとトリミングが必要です」
トイプードルの飼い主になって、1年になりました。トイプードルは抜け毛が少ないので、お手入れが簡単。確かにその通りなのですが、だからと言ってブラッシングを怠ると、毛が絡んで大変なことになります。大変なこと、というのは見た目の問題だけではありません。
ブラッシングを怠る → 毛が絡まる → 絡まった毛の下の皮膚が不衛生になる → 皮膚病にかかる
という具合に、病気を引き起こす原因にもなります。また、抜け毛が少ないとは言っても、定期的なトリミングが必要です。私の場合は月に一回、トリミングに行っています。そんなにお安くないので、この点も留意が必要です。
30代女性 「突然起きた痙攣に本当にビックリしました…。」
私の家のトイプードルは、先月痙攣を起こしました。自宅で、のんびりしている時に、突然ひっくり返ってピクピクと震えだしたのです。いきなりでしたので、私は驚くだけで、どうしたらいいのかオロオロしてしまいました。1分くらいで、発作は治まりましたが、本当にびっくりましたし、このまま心臓が止まったらどうしよう?と冷や汗をかきました。すぐに動物病院へ連れて行って、先生に症状を伝えたところ、「てんかん」と言われました。とりあえず、てんかんの薬をもらってきたのですが、そのてんかん用の薬も、飲み続けると体の小さいトイプードルには負担になるそうです。
30代女性 「耳のお掃除はこまめにした方がいいですよ」
トイプードルは関節が弱く、膝蓋骨脱臼(しがいこつだっきゅう)になりやすいのだそうです。仔犬の頃に運動を多くすると予防になるということで、ウチの子も無理のない程度の運動をさせました。そのせいか、今のところ脚の状態は良好です。それと外耳炎。やはり、垂れ耳の犬は耳の病気とは縁が切れないようですね。耳のお掃除はこまめにして、防ぎましょう。世界で一番可愛い、ウチの子は、今のところ健康体。病気知らずです。
40代女性 「遊びすぎに注意です」
うちの子は遊びが大好きです。仔犬の頃から、物覚えも良いので、色々教えて遊んでしました。ですが、その物覚えの良さで失敗したことがあります。飼い始めた頃の話です。トイプードルはまだ3ヶ月。あれも教えて覚えたらこれも…と飲み込みが早いので、私もトイプードルも遊びに夢中になり、長時間過ごしていました。さすがに遊び疲れて、休憩をしたのですが、トイプードルの様子が変。ぐったりして、動こうとしません。疲れて眠っているという感じではなく、昼寝とも全く違います。「これは、何かおかしい!」そう判断し、急いで車で近くの動物病院に連れて行きました。診断結果は「遊びすぎによる脱水症状」でした……。トイプードルの子供は、限度を知らないので、限度を超えて遊んで、体力が弱ることもあるそうです(下手すると、それが命取りに……)。以来、遊ぶ時間を決めて、それ以上は遊ばないというルールを作りました。
30代男性 「甘やかすと大変ですよ」
トイプードルはとても素晴らしい犬種だと思います。元気で明るくて、頭も良くて、体も丈夫…。「初めて犬を飼う人に適している」という評価がふさわしい犬種です。ですが、初めて犬を飼う人の中には、犬の躾の方法がわかっていない人も少なくないのではないでしょうか。頭が良いゆえに、飼い主が躾をしないで甘やかすと、大変なことになります。犬の初心者は可愛さだけに注目して、躾を怠ってしまうと聞いたことがあります。悪いことをしたのに叱らない、吠えた時は食べ物で釣る、などということを続けていくと、「飼い主は私に甘い」と覚えてしまい、最後には飼い主のいうことを全くきかない犬になってしまいます。
著者/ブリーダーナビ編集部