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フレンチブルドッグの社会化は生後3~14週齢がとっても肝心!
私たち人間社会にワンちゃんが楽しく暮らしていくには“社会化”がとても大切。特に生後3~14週齢の時期に社会化を学ばせるとよいといわれています。しかし、社会化を学ばせるといっても何からしたらよいかわからない方も多いかと思いますので、一緒に学んでいきましょう!
社会化期はなぜ必要なのか
社会に順応するための力を養うため
photo by Kossi007
ワンちゃんに社会性を身に着けることはとても必要です。その理由は、ワンちゃんのしつけは生涯にわたりとても大切な土台となるからです。
子犬の時期は、社会化期の前半(生後4週齢~)に母親や兄弟たちと遊びながら犬同士のコミュニケーションを身に着けていきます。どれぐらい噛むと痛いのか、何をすると相手が嫌がるのかなど身を持って経験していくのです。
その後、新しい飼い主のもとで人とのふれあいや沢山のものや音などを体験していき、人間社会に対する順応能力を身に着けていきます。この時期にあらゆる環境に慣らしておかないと、他のワンちゃんとコミュニケーションが取れなかったり、人間社会に適応できなかったりして問題行動を起こすようになってしまいます。
ワンちゃんが安心して人間社会で生活するために“犬の社会化”は、切っても切り離せないとても重要なことなのです。
社会化はワンちゃんにとって重要な“しつけ”
ワンちゃんが私たち人間社会で生活するためには、飼い主自身が愛犬をきちんと制御できるようにいろいろな「しつけ」を覚えさせなくてはいけません。
なぜなら、愛犬が社会化不足していると「噛み癖がつく」「吠え癖が直らない」といった感情のコントロールができなくなったり、「極端に怖がる、震える、固まる」などの行動をとったりしてしまいます。それでは、人間社会でうまく適応ができません。
問題行動を起こしてしまうのはワンちゃんのせいではなく、それをきちんと行わなかった飼い主の責任でもあります。きちんと子犬の成長に合わせてしつけをしていき、お互いが楽しく生活できるようにしていきましょう。
著者/ブリーダーナビ編集部