座っていた場所を離れ、少し経ってから見てみると…あなたがいた場所に、愛犬がどどーんと座っていることはありませんか?中には、その場所でぐっすり眠っているということも…!?
なぜ犬は飼い主のいた場所に行きたがるのでしょうか?
今回どれくらいのワンちゃんに見られる行動なのか、ブリーダーナビの公式Instagramでアンケート調査を行いました。まずは結果をご覧ください♪
Q.愛犬は飼い主が座っていた場所に行くことある?
(ブリーダーナビ公式Instagramでのアンケート 2021年11月16日実施 回答数118)
なんと、『ある』が9割以上という結果になりました!
ご回答いただいたみなさま、ありがとうございました♪
多くのワンちゃんに見られるこの行動、どんな理由が隠されているのでしょうか?
なぜ犬は飼い主がいた場所に行きたがるの?
理由の一つ目として、大好きな飼い主さんの匂いが残っているからだと考えられます。
おうちの中であればどこでも、多かれ少なかれ飼い主さんの匂いが残っていると思われますが、直前までいた場所は特に匂いが強いはずですよね。
ワンちゃんは飼い主さんの匂いがする場所にいると安心するため、より強く匂いを感じる場所へ行くのではないでしょうか。
ワンちゃんが飼い主さんの座っていた場所に移動したら、それは大好きな匂いに包まれながらリラックスしたいという気持ちが込められているのかもしれませんね。
理由の二つ目に、飼い主さんが離れるのを待っていたという可能性が挙げられます。
「離れてほしい」と思われていたと思うと飼い主としては悲しいかもしれませんが…無理やり横取りせずに自分の番を待てる、おりこうなワンちゃんですね。
三つ目の理由ですが、甘えたいという心理が隠されているからかもしれません。
ワンちゃんも、性格はいろいろ。本当は甘えたいけれど、上手に甘えられず我慢してしまう性格の子もいます。そんな子は、飼い主さんの匂いが強く残っている場所に移動し、甘えたい気持ちを満たしているのでしょう。
飼い主さんのほうからたくさん話しかけて、甘えさせてあげてくださいね♪
このように、犬が飼い主のいた場所に行きたがるのには様々な理由がありますが、飼い主が戻ってきても場所を譲らないのは良くない傾向かも。
飼い主と自分の立場を同等だと認識している可能性があります。
近年では犬と飼い主の「上下関係」は否定されつつありますが、あまりワガママを許してしまうと、必要なときにも言うことを聞かなくなってしまうかもしれません。
「最近言うことを聞かなくなってきたな」という場合はいま一度関係性を見直し、エスカレートさせないように気をつけていきましょうね。
著者/ブリーダーナビ編集部