それぞれどれくらいの割合で飼育されているのか、アンケート調査を実施してみました!
Q.愛犬のサイズは?
(ブリーダーナビ公式Instagramでのアンケート 2021年11月2日実施 回答数144)
最も多かった回答が『小型犬』の73%。周りのワンちゃんを見ても確かに小型犬が多いので、納得の結果でした。
最近はミックス犬の人気もどんどん高まっていますが、ミックス犬も小型犬のハーフが主流ですよね。
そして次に多かったのが『中型犬』で18%。
筆者の愛犬も15㎏の雑種なので、中型サイズです。まだなんとか抱っこして歩けるくらいの重さ!
『大型犬』は最も少なく、9%という結果でした。
現実問題、「飼いたい犬種」と「飼える犬種」は違いますよね。
飼い主のみなさまは自身の生活スタイルや水準を考慮した上で、今の愛犬をお選びになったことと思います。
生活する中で、サイズによって主にどんな違いが出てくるのでしょうか?
サイズによる生活の違い
生活の中では、まず出費に大きな違いがあります。
ワンちゃんのサイズが大きいと、その分食費や消耗品などの生活費がたくさん掛かります。
トリミングサロンなども、犬のサイズによって料金が大幅に異なります。サイズだけでなく、被毛の長さなどによっても細かく料金設定されていたりしますよね。
またあまり知られていないのですが、医療費も実はサイズによって変わるということがあるんです。そして駆虫薬含めお薬代もサイズによって変わってきます。
次に、運動量の違いについて。
犬種やワンちゃんの健康状態などによって適切な運動量は異なるので、一概には言えませんが…平均をとると小型犬より中型犬、中型犬より大型犬が多くの運動量を必要とすることが多いです。
ただ大型犬だからといって過度な運動は良くないですし、小型犬でも大型犬と同等の運動量が必要な犬種もあるので、愛犬に合う運動量を確保することが大切ですよね。
そして、しつけの難易度の違い。
こちらもサイズによる違いというよりは犬種による違いになりますが、中・大型犬のほうが「使役犬」の歴史を持つ犬種が多く、トレーニングが少し難しいということがあります。
一方もともと「愛玩犬」としてつくられた小型の犬種は、比較的しつけも入りやすいようですよ。
大型犬は普段は穏やかな子が多いですが、リードを引くパワーもとても強いので、制御できるくらいの体力・筋力も必要だといわれています。
サイズによる生活の違いは他にもたくさんあると思いますが、どちらのほうが「楽」や「飼いやすい」などということはありません。
ぜひご自身が決めた大切なパートナーと、幸せな毎日を過ごしてくださいね♪
著者/ブリーダーナビ編集部