「うちの子ってすごく頭が良いな♪」と思ったことはありませんか?
愛犬が賢いと思ったことがあるか、ブリーダーナビ公式Instagramで飼い主さんたちにアンケート調査しました!
「うちの子は賢い!」と思う?
(ブリーダーナビ公式Instagramでのアンケート 2021年8月10日実施 回答数86)
約7割の飼い主さんが「うちの子は賢いな!」と思ったことがあると分かりました。きっと「思わない」と回答された方も、謙遜してるだけで本当は愛犬ちゃんのクレバーなところに感心したことがあるのではないでしょうか?
今回は、賢い犬がとる行動を6つ紹介します。1つでも当てはまってるワンちゃんは賢いですよ♪
1.家族の帰宅を察知する
お留守番中に飼い主が帰宅したり、家族の中でも特に大好きな人が帰宅したりすると、それを察知して玄関で待っていたという経験はないでしょうか。中には、急に玄関に行ったので何事かと思ったら、しばらくして家族が帰宅したという話も。
こうした行動は、人間よりも遥かに鋭い聴覚や嗅覚でいち早く察知して、まだ遠くにいる飼い主を待っているという説があります。
人間には真似できない能力もさることながら、玄関で待つという賢さも凄いといえるでしょう。
2.脱走
一昔前の外飼いが当たり前の時代であれば、「首輪でつないでいたはずの犬がいつの間にかいなくなっていた」ということも珍しくありませんでした。近年、屋内での飼育が一般的となりましたが、ケージの中で飼育していても、「気付いたら外に出ている」という話はなくなりません。
飼い主からすれば「どうして?」と思うような事実ですが、多くの場合犬は口を器用に使って脱出します。それ以前に、飼い主が開け閉めしている様子を観察して、構造を理解しているのだから驚きです。
3.寄り添ってくれる
犬は人間と最も古くから付き合っている動物といわれています。
そのため、人間以上に人間の感情に敏感で、飼い主が落ち込んでいるならそばに寄り添って顔をなめて励ましてくれる経験がある方も少なくないでしょう。
それ以外にも、飼い主が喜んでいるならテンションを上げて一緒に喜んでくれるなど、「こんな時どうすれば良いか」理解できる賢さがあります。
家族の一員である愛犬は最も身近な存在なので、些細な変化にも気付いてくれます。
ただ、これは賢さという以上に、人間の気持ちを察してくれる感受性の高さの方が驚きかもしれません。
4.言葉を聞き分ける
当たり前のことですが、犬は人間の言葉の意味を理解できません。
しかし、事実として名前を呼ばれれば嬉しそうに寄ってきますし、「まて」「おすわり」「ふせ」といった指示も理解して従ってくれます。
犬は単語の意味を1つ1つ理解しているわけではないものの、しつけなどを繰り返すことで音を聞き分けて、飼い主が何を求めているのか学習しているのです。
5.行動を見分ける
犬は人間の行動を観察することで、その行動の意味を学習し理解します。
例えば、ご飯の準備をしていればご飯の時間ということを理解して、嬉しそうに食事の場所に移動します。また、飼い主が外出の支度をしていれば、それが出勤のための支度なのか散歩のための支度なのか、状況から見極めもするでしょう。
お留守番であれば少し悲しそうにしたり、散歩であれば嬉しそうに近寄ってきたりと、犬は瞬時に察知します。
犬の学習能力の高さは、私たち人間が考えている以上なのかもしれません。
6.散歩コースを覚える
方向音痴で道を覚えるのが苦手という方も少なくないでしょう。
場合によっては、愛犬の方が道を覚えていて、迷っていたのについていったら帰れたという方もいるかもしれません。
犬は人間以上に道を記憶する能力が高く、場合によっては1回散歩しただけでコースを覚えてしまいます。一度では覚えることができなくても何度か通るうちに記憶して、飼い主が先導しなくても道を間違わずに同じルートを歩けるほどです。
また犬は帰巣本能が強い動物なので、仮に初めての散歩コースであっても、時間をかければ自宅に帰ることができるでしょう。
まとめ
愛犬の行動を見て「うちの子って賢い!」と思った飼い主さんは多いのではないでしょうか。
「帰宅したら玄関で出迎えてくれた」「落ち込んでいたら頬をなめてくれた」など、その行動に驚かされたことは1度や2度ではないでしょう。
今回紹介した6つの事例は、あくまでも良くある行動――いわゆる「あるある」です。
犬と一緒に生活していれば、これ以外にも「賢い!」と思わず唸ってしまうような場面に出くわすこともあると思います。
著者/ブリーダーナビ編集部