犬を家族に迎えようと思ったら、多くの人が次にどの毛色が良いか選ぶのではないでしょうか。ですがどんな毛色が存在するのか、全てを把握している人は少ないと思います。今回は、2021年上半期の成約数による人気カラーランキングTOP10を紹介します。
第10位.レッド&ホワイト
ベースとなる赤茶の毛色に、ホワイトのマーキングが入った毛色です。レッドの色味は濃いものから薄いものまで幅があり、成長とともに色が変化することもあります。
兄弟犬であっても、カラーの出方はそれぞれ違う場合があります。
- ボーダーコリー
- オーストラリアン・シェパード
- ウェルシュコーギーペンブローク
- スタッフォードシャーブル・テリア
- アメリカンコッカースパニエル
第9位.スチールブルー&タン
犬の毛色のブルーとは、青みがかった灰色もしくは黒に灰色が混じった毛色です。
そして「スチールブルー&タン」の毛色を持つのはヨークシャーテリアのみ。
ヨークシャーテリア本来の毛色である「ダークスチールブルー&タン」に近い毛色になります。明るめ「ライトスチールブルー」や、暗めの「ダークスチールブルー」が存在します。
- ヨークシャーテリア
第8位.ブラック&ホワイト
そのまま、黒と白で構成されたツートンカラーです。
ブラックとホワイトの割合には個体差があり、同じブラック&ホワイトの毛色であっても、大きく印象が変わります。
タンが入った、ブラックタン&ホワイトという毛色もあります。
- シェットランドシープドッグ
- チワワ
- ボーダーコリー
- シーズー
- シベリアンハスキー
第7位.フォーン
フォーンとは英語で子鹿という意味の言葉で、子鹿の毛色のようにゴールドみがあるブラウンの毛色です。
やや黒い差し色が入っており、ブラウンやイザベラ、イエローと呼ばれることもあります。
- パグ
- グレートデーン
- フレンチブルドッグ
- マスティフ
- ボクサー
第6位.ブラックタン
ベースとなるブラックに、タンという黄褐色の模様が入った毛色になります。犬種によってタンが入る部位は違うものの、目の上に眉毛のように入ることが多いようです。
タンの中でも濃い黄褐色をリッチタン、薄い色はライトタンと呼ばれています。
- キャバリア
- ミニチュアダックスフンド
- ロットワイラー
- ミニチュアピンシャー
- ドーベルマン
第5位.アプリコット
色の系統としてはレッドと同様のブラウン系で、名前の通りのあんず(アプリコット)色の毛色です。
レッドよりも薄い色をしており、茶色よりも赤みが強くなっています。
- マスティフ
- トイプードル
第4位.ブラック
混じり気のない真っ黒な毛色で、艶のあるタイプとないタイプが存在します。
ホワイトとはまた違った意味で汚れが目立ちやすく、加齢に伴い白い毛が目立つようになっていきます。
- トイプードル
- ラブラドールレトリーバー
- アメリカンコッカースパニエル
- チャウチャウ
- オッタ―ハウンド
第3位.ホワイト
文字通り純白な毛色で、体毛の中にほとんど色素がないカラーです。ただし、生まれた頃はホワイトでも、年齢を重ねるとともに黄色みが加わっていき、成犬になるとややクリームがかった毛色になることがあります。
- ポメラニアン
- プードル
- マルチーズ
- サモエド
- ビションフリーゼ
第2位.クリーム
優しい色合いの薄い黄淡色、もしくは乳白色の毛色です。イエローよりも薄くホワイト寄りのカラーで、イエローやホワイトと間違える人も少なくありません。
被毛や顔周りの汚れが目立ちやすいため、丁寧にケアしてあげましょう。
- アメリカンコッカースパニエル
- アイリッシュウルフハウンド
- アフガンハウンド
- ダックスフンド
- チワワ
第1位.レッド
犬のレッドという毛色は、一般的な赤色とは違い赤みを帯びた茶色で、赤褐色よりのブラウンといった毛色です。
ただし、レッドといわれる色の幅は広く濃淡の差が大きいため、同じレッドでも見た目の印象はだいぶ異なります。ブラウンと間違えられやすいカラーといえるでしょう。
- トイプードル
- イングリッシュコッカースパニエル
- チャウチャウ
- アフガンハウンド
- シャーペイ
まとめ
今回はブリーダーナビでの成約数から集計した人気の毛色TOP10を、簡単ではありますが紹介しました。
犬の毛色は、一般的にいわれている色とは違うイメージの色が少なくないので、馴染みがない方も多いでしょう。
これから犬を迎えようと考えている方は、どんな色があるのかこの内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。
著者/ブリーダーナビ編集部