【アンケート結果発表】見逃さないで!愛犬が『褒めてほしい』ときのサイン4つ

性格により表現の仕方は違いますが、犬は褒めて欲しがる動物です。積極的にアピールする子もいれば、ささやかな行動で飼い主に求める子も。

ブリーダーナビでは愛犬の『褒めてアピール』について公式Instagramでアンケートを実施しました!

愛犬の褒めてほしいアピールは?


(ブリーダーナビ公式Instagramでのアンケート 2021年7月30日実施 回答数96)

「見つめる」ことで「褒めて!」とアピールしているワンちゃんが半数以上となりました。そして92%のワンちゃんが、何かしらの「褒めて」アピールをしたことがありました。

褒めてアピールをするということは褒められることをしたということ。みんなえらいですね♡

ここからは犬の「褒めて」というサインを4つ紹介します。

1.飼い主に前足を乗せる

積極的に褒めて欲しいワンちゃんの場合、座っている飼い主に前足を乗せて「褒めて」とアピールしてきます。

この時のワンちゃんは、軽く口を開いて口角を上げとても嬉しそうな表情をしているので、飼い主さんであれば一目で気持ちが分かるでしょう。

ただし、こうした積極的なアピールは犬種や個々の性格によるので、内向的な性格の子の場合なかなか見せてくれないサインかもしれません。

もしこうしたアピールがあったら、飼い主さんも積極的に構ってあげて、要求通りに褒めてあげてくださいね。

2.目の前に来てジッと見つめる

あまり積極的に褒めてアピールができない子の場合、飼い主の前に来て、何かを言いたそうにジッと見詰めてきます。何をするわけでもなくただこちらを見詰めてくるようなら、それは「褒めてほしい」というささやかなサインかもしれません。

人間の子供でも、引っ込み思案でハッキリと物を言えない性格の子がいますが、犬でもそうした性格の子は少なくないようです。

目をジッと見詰めながら、落ち着きなくチラチラと覗き見るような仕草を見せるようなら、飼い主から進んで褒めてあげてください。

ただし極度にアピールが苦手な子の場合、ただ構ってほしくて見詰めているだけかもしれないので、一度抱っこするなどして反応を見てみるのも良いでしょう。

3.足にまとわりついてくる

移動する飼い主の足下に愛犬がじゃれついてくるというのは、良く見る光景です。

この行動にはさまざまな意味がありますが、その中の1つが「褒めてほしい」という意思表示になります。

これはじゃれて飼い主の気を引きながら、表情や行動をうかがって「褒めてくれないかな」とアピールしながら待っているのです。積極的というわけではありませんが、いつ褒められても良いように、飼い主のすぐ近くで待機している状態になります。

4.顔や口を舐めてくる

触れるだけでは褒めてくれない飼い主に焦れると、さらに積極的になり飼い主の顔や口元をなめてくることがあります。

ここまであからさまにアピールすれば、どんなに鈍い方でも愛犬の「褒めて」という意思表示に気付けるでしょう。

ただし、ここまでアピールが激しいと興奮状態に陥っていると思われるので、まずは落ち着かせる必要があります。そのうえで、抱きかかえて「凄いね」などの褒める言葉をたくさんかけてあげてください。

褒める際のポイント

愛犬には言葉で褒めても伝わりにくいので、態度や行為、声のトーンなどでわかりやすく褒めてあげましょう。せっかく褒めても、それが伝わらなくては意味がありません。

具体的には笑顔で声のトーンを高くして褒めてあげると、犬には伝わりやすいでしょう。また褒める際は、撫でたりご褒美におやつを与えたりすると分かりやすく、効果が期待できます。

褒められることは行動の動機につながるので、しつけの際は積極的に褒めてあげると喜んで覚えてくれるでしょう。

まとめ


犬は、飼い主に褒めてもらうことで幸福感を得る動物です。そのため、一度褒められたことは覚えており、以降も同じことをしてまた褒められようとします。

これをしつけに応用すれば効率よくしつけを進めることができ、何よりも喜ばせることができるので、日常で愛犬の「褒めて」アピールに気付いたら、積極的に褒めてあげてください。