犬が一番好きな人にしか見せない行動6つ

愛犬に好かれているか気になる飼い主さん。
ワンちゃんは言葉をしゃべることはできませんが、仕草や行動で好き好きアピールをしてくれています!

この記事では犬が一番好きな人にしか見せない行動を6つご紹介するので、あなたの愛犬の行動と照らし合わせてみてくださいね。

1.お腹をみせる


犬がコロンとひっくり返っている姿はとても可愛らしいですよね。

よく仰向けで寝ている犬の姿を「へそ天」といいますが、このお腹を見せる行為にはどんな意味があるのでしょうか。

実は犬にとってお腹を見せる行為は、とても無防備な状態です。そのため基本的に安心できる場所や、信頼している人の前でしかお腹を見せることはありません。

もしも愛犬がお腹見せてきたら、それはあなたを信頼して甘えている証拠です。「お腹を撫でて?」とアピールしてきたら、やさしく撫でてあげてくださいね。

2.体をこすりつけてくる


あなたがソファなどでくつろいでいる時、愛犬が体をスリスリこすりつけてくることはありませんか?

実はこのサイン、犬にとっての愛情表現の1つといわれています。大好きなあなたに甘えたくて体をこすりつけてみたり、押し当てたりするのです。また、犬は自分の好きなにおいを体につけるためにスリスリすることもあるようです。

いずれにしても「大好きだよ」というサインには変わりませんね!

3.耳をペタンと後ろに下げる


犬が耳をペタンと後ろに下げる仕草は、SNS上では「#耳ペタ」というワードで人気を集めていますが、この仕草は一体どんな意味があるのでしょうか。

実は、耳を後ろに下げる仕草というのはさまざまな理由が考えられます。

耳をペタンと後ろに下げて穏やかな表情をしていれば「あなたと一緒にいて落ち着く」というサイン。また見上げながら耳をペタンと下げていれば「ねぇねぇ、撫でて?」と甘えているサインです。

とてもリラックスして安心している時にしか見せない仕草ですので、これが見ら
れたあなたは信頼されているといえるでしょう。

ただし、耳が後ろに下がっているのと同時にしっぽも下がっていたら要注意。この仕草は甘えているのではなく、緊張や不安のサインです。犬の様子を観察し、気持ちをくみとってあげてくださいね。

4.顔や口を舐めてくる


犬を飼われている飼い主さんなら、一度は愛犬に顔を舐められたことがあるかと思います。

特に顔や口の周りをペロペロと舐めてきたら、それは親愛の気持ちを表しています。この行為には2つの意味があるとされ、1つ目は犬の祖先であるオオカミの習性の名残といわれており、自分より上の者に対して見せる親愛の気持ちとされています。

2つ目は、子犬が母犬に「ごはんが欲しい」とねだる時の名残といわれています。自分の保護者と認識している飼い主さんに対し、母犬と接する時と同じ行動をしているのです。

どちらも好意がなければしない行動なので、「よく顔中舐められる」という人は信頼されているいえるでしょう。

しかし顔を舐められるのは衛生的によくありません。パスツレラ感染症というズーノーシス(人獣共通感染症)を発症する恐れがありますので、顔を舐めようとしたら「オスワリ」や「マテ」で行動を抑止するようにしてください。

5.お気に入りのおもちゃを持ってくる


数あるおもちゃの中で、犬にとって1番お気に入りのおもちゃを持って来た場合、それは遊んで欲しいというわけではなく、あなたを親友と思っている証拠です。

1番大事な物を、大切なあなたと共有したいという気持ちが溢れています。

もしも愛犬がお気に入りのおもちゃを持ってきたら、一旦自分がしている作業をストップし、それに応えてあげると喜びますよ。

6.お出迎えをしてくれる


外出先から帰宅した時、犬がしっぽをブンブン振ってお出迎えしてくれたら、それはあなたのことが大好きな気持ちが表れた証拠です。

ピョンピョンと嬉しそうに飛び跳ねたり、飛びついて熱烈な歓迎をしてきたら、ぜひそれに応えてあげてくださいね。

まとめ


犬が一番好きな人にしか見せない6つの行動をご紹介しました。あなたはいくつ当てはまりましたか?

またこれ以外にも、近づいてにおいを嗅いできたり、名前を呼んだら走って近寄ってきたりするのも好きな人にしかしない行動なんだそうですよ。

犬は体を使って愛情表現を示しています。愛情表現をされたら、ぜひそれに応えてあげてくださいね。