1.スタンダードリード
名前の通り最も一般的なリードで、持ち手部分が円形になっていて、反対側に犬の首輪やハーネスにつなげるための金具がついています。
普段の散歩やお出かけのときなど、場面を選ばずに使用することができます。
スタンダードな分デザインが豊富で、ナイロン製や布製、革製など、素材の種類が豊富なので、選ぶ楽しさがあるのも魅力です。
2.伸縮リード(フレキシブルリード)
手元のスイッチでリードの長さが調整できる、伸縮自在のリードです。
伸ばせば愛犬の行動範囲を広くして比較的自由にさせることができるので、広い公園での使用に向いています。
自由度が高い分扱いがやや難しいので、安全で周囲に迷惑をかける心配がない場所でのみ使用するのに留めておきましょう。
3.ロングリード
名前の通り長さがあるリードで、長いぶん散歩には不向きなものの、トレーニングリードとも呼ばれる犬のトレーニングに適したリードです。
製品にもよりますが、短いものでは10mから、長いものだと25mくらいのものもあります。
屋外の公園などでトレーニングする際は、周りに人がいない見晴らしのいい広場などで使うようにしましょう。
4.マルチファンクションリード(多機能リード)
肩からかけて手ぶらになれたり、散歩中に愛犬をつないでお店に入ったりと、多機能でさまざまな使い方ができるリードです。機能が多く便利な分、他のリードよりも少しお値段が高めになっています。
これ1本で他のリードの役割が果たせるので、余裕があれば持っておきたいグッズの1つです。
リード選びのポイント
リードには適正体重が設定されているので、選ぶ際は愛犬の体の大きさや用途を考慮したうえで、使いやすい物を選ぶと良いでしょう。
リードの長さ
犬の体の大きさにもよりますが、リードの長さは120~180㎝くらいが目安です。
ただし、引っ張りグセがある場合は、やや短めの100cmくらいのリードを使うことで、行動範囲を狭くして動きをコントロールしやすくなります。
リードの太さ
小型犬なら1cm程度、中・大型犬の場合は2~3cmくらいの太さを目安にしてください。
太いほど強度は高いですがその分重くなるため、首が細い犬種に使うと負担がかかってしまう可能性があります。
また飼い主さんの手に納まりきらないほど太いと犬の制御が難しくなってしまうので、扱いやすい太さを選ぶことも大切です。
リードの素材
まとめ
最近はファッション性の高いおしゃれなリードもたくさんありますが、素材によっては壊れやすく長期間使うのが危険なものもあります。
一口にリードといっても種類や素材はさまざまなので、今回の記事の内容を参考にして、愛犬に最適な物を選んでください。
著者/ブリーダーナビ編集部