最大138kg！？『大きい犬種』TOP5＆最新ランキング発表！

日本では小型犬を飼う方が多いですが、世界的に見ると大型犬の人気が高いことをご存じでしょうか。大型犬の中でも特に大きい超大型犬は、他にはない魅力を持った犬種ばかりです。まずは2021年上半期の超大型犬人気ランキングをチェックしてみましょう♪

※ブリーダーナビ成約頭数によるランキング（対象期間：2021年1月～6月）

クマのぬいぐるみみたいに大きくてモフモフなのが特長のニューファンドランドが第1位となりました！ニューファンドランドは大きい子だと、体高が70cm、体重は70kgにもなるそうです。

でも世界にはニューファンドランドよりももっと大きいなワンちゃんも存在するのです！ここからは超大型犬の中でも特に大きい犬種を5つご紹介します。

アイルランド原産の超大型犬で、平均的な大きさの子でも、体高は70～80cm程度、体重は40～55㎏。特に大きな個体になると、体高100cmを超えることもあり、現在確認されている世界一大きなアイリッシュ・ウルフハウンドは、体重80㎏以上、2本足で立つと2mに達するほどの大きさです。

『ジェントル・ジャイアント』の愛称で呼ばれるほど友好的で穏やかな性格をしており、特に飼い主に対してはとても忠実で深い愛情を見せてくれます。ただし、あまり慎重な性格ではないので、その点には注意して周囲への配慮が必要かもしれません。

『大きなデンマークの犬』という意味の名前ですが、別名ジャーマン・マスティフとも呼ばれる、ドイツ原産の超大型犬です。体高50～90cm、体重75㎏を超え、大きな個体は100kgにも及びます。

アイリッシュ・ウルフハウンドに次いで体高が高い犬種で、ギネスブックには、体高111.8cmのグレート・デーンが世界で最も背の高い犬として記録されています。

服従心があり、温和で優しく辛抱強い性格なので、小さなお子さんがいるご家庭では頼もしい「お兄ちゃん・お姉ちゃん」になってくれるでしょう。

子犬の頃は結構やんちゃですが、しつけやすいのでそれほど手間はかからないと思います。

日本でも比較的馴染みがあるセント・バーナードは、スイス原産の超大型犬で成犬の標準体高は60～90cm、体重は50～90kgほどです。

しかし、体重が100kgを超える個体も珍しくなく、過去には1970年にアメリカ・ミシガン州で体高99cm、体重138kgという個体が確認されています。

性格は至って温厚で辛抱強く、小さなお子さんのいるご家庭でも安心して飼えるほど優しいので、どんなご家庭でも無理なく飼うことができるでしょう。

また責任感が強く自分で考えて行動する知能の高さがあり、飼い主に従順でしつけやすい一方、時には頑固になることもあります。

マスティフ種の中でも最も知名度が高い犬種といわれており、単にマスティフという場合、この犬種を差すことがほとんどです。体型のバランスが良い犬種で、胴体が太くガッチリとしています。

平均体高は68～80cmほどで、平均体重は79～86kg程度となっていますが、大型犬の中でも特に体重が重く、オス113㎏、メス90㎏の個体が確認されています。

基本的に従順で愛情深く、落ち着きがある温和な性格をしていますが、元が闘犬ということもあり、時と場合によっては攻撃性を見せることもあるため、その点には注意が必要です。

名前の通りチベット高原を原産とする超大型犬で、体高66cm、体重64～82kg。幅の広いがっしりした頭部と骨太な胴体は大型犬のなかでも特に大きく、比例して体重が100㎏を超える個体も存在します。

そして何よりも巨大なのが販売価格で、その稀少性から2億円を超える高値で取引されたことも。

性格は温和で飼い主に忠実ではあるものの、牧畜犬、護衛犬であった名残から縄張り意識は強く、生まれながらの番犬といえる性質を持っています。

日本で人気が高いのは小型犬ですが、飼い主よりも大きな超大型犬に抱きつきたいと考える方も少なくないのではないでしょうか。

超大型犬は体が大きく慣れないと怖そうに見えるかもしれませんが、実際は温厚で従順な子が多く、一緒にいるだけで飼い主を癒してくれます。

『体が大きい＝力が強い』ので、しっかりとしたしつけができないと相応の危険が伴いますが、それを考慮しても飼い主になるメリットの方が大きいのではないでしょうか。