1.リード
以下のようにさまざまな種類があるので、愛犬の性格や散歩のスタイルに合わせ、こだわって選びたい道具になります。
スタンダードリード
特別な機能がない、最も基本的なタイプです。
ロングリード
名前の通り通常よりも長いリードで、車や人通り少ない公園や広場での使用に向いています。
フレキシブルリード
ハンドルについたボタンで、リードの長さを自由に調節できるリード。便利ですが、力が強くグイグイ引っ張るワンちゃんには向いていません。
ハンズフリーリード
肩や腰に巻くことで、手に持たずに使えるリードです。両手が自由に使えるので、愛犬とのジョギングにも便利です。
2.首輪/ハーネス
ワンちゃんの体に装着することで、リードをつなぐための道具です。
首輪を装着していれば、万が一はぐれて迷子になってしまったときも、野良犬や捨て犬と間違えられずに済みます。リードの動きが伝わりやすいので、しつけ向きといえるでしょう。
ハーネスは胴回りに装着するもので、ベルトタイプやベストタイプがあります。首に負担がかかりにくいので、首が細い小型犬や短頭種にはハーネスがおすすめです。
大きすぎても小さすぎても良くないので、サイズ選びはしっかりしましょう。
3.エチケット袋
散歩中に愛犬が排泄したうんちを入れて持ち帰るために必要な道具です。
消臭タイプや厚手のものなど、さまざまな種類が売られていますが、直接トイレに流せるタイプの袋が便利です。
「外ではうんちをしない」という子でも、体調不良などで排泄する可能性もあるので、必ず持ち歩いてください。
4.水
飲み水としてはもちろん、散歩中にしたおしっこを流す用にも使えるので、少し多めに持っておくと良いでしょう。
入れ物はペットボトルが便利ですが、トレイが付いた物など専用のグッズも市販されているので、色々探してみてはいかがでしょうか。
5.バッグ
ここで紹介した散歩用のグッズを、まとめて持ち運ぶためのバッグです。
小さなトートバッグなど、使いやすいものであればどんな物でも良いですが、手が自由に使えるよう身に着けるタイプのバッグをおすすめします。
消臭効果のあるバッグもあるので、機能から選ぶのも良いでしょう。
6.ライト
夏には暑さを避けるために、日が落ちてから散歩に出かけることもあるでしょう。
暗い時間帯にワンちゃんを散歩させると、車や自転車に乗っている人から見えづらいので、昼間に比べて事故のリスクが高くなってしまいます。
周囲にこちらの存在を知らせ、安全に散歩をするためにも、ライトを用意しておきましょう。
持ち歩きやすい小型のLEDタイプや首輪につけるタイプもあるので、使いやすい物をさがしてください。
守ろう散歩のマナー
リードをつなぐ
「うちの子は大丈夫」と決めつけないで、周囲への配慮のためにも愛犬の安全のためにも、付けないという選択肢はありません。
そのうえで何かあった場合にすぐ対処できるよう、リードは短めに持ちあまり離れた場所を歩かせないようにしてください。
排せつ物の処理
愛犬が散歩中にしたうんちは、用意したビニール袋などに包んで持ち帰り、自宅もしくは指定の場所で処分してください。そのまま放置するのは絶対にダメです。
また外でおしっこをした場合は水で流しましょう。住宅地などの場合はトイレシーツを持ち歩き、水をかけた後で吸い取るとより良いです。
まとめ
ここまで、散歩で使う道具とそれに関係するマナーについて紹介してきました。
散歩用のグッズは散歩を便利にするという意味以上に周囲への配慮、何よりもワンちゃんの安全を守るために必要です。
愛犬との散歩を楽しむには、マナーを守ることが前提になります。今回の記事の内容を参考に、安全に散歩を楽しんでください。
著者/ブリーダーナビ編集部