藤峰沙与ブリーダーインタビュー|愛知県|ダックスフンド、トイプードルなど
気になる子犬がどんなブリーダーに育てられているのか気になりませんか?ここではブリーダーナビの優良ブリーダーを厳選してご紹介します。今回は愛知県田原市にお住いの「藤峰 沙与ブリーダー」にインタビューをしました。トリマーとしても活躍されている藤峰ブリーダーのお話はとても興味深いものでした!
ブリーダー情報
- ブリーダー名
- 藤峰 沙与ブリーダー
- 犬舎
- 愛知県田原市小塩津町萱畑22-5
- 取扱犬種
- カニンヘンダックスフンド、トイプードル、ポメラニアン、ミニチュアダックスフンド、ヨークシャーテリア、ラブラドールレトリーバー、タイニープードル、ティーカッププードル、ロングコートカニンヘンダックス、ロングコートミニチュアダックスフンド
藤峰 沙与ブリーダーの子犬が気になる方はこちら !
ブリーダーとしての活動の傍らペットショップの経営も
―お忙しいところ取材にお時間いただきましてありがとうございます!本日はよろしくお願いします。
藤峰ブリーダー:よろしくお願いします。
―まずはブリーダーになられた経緯などを伺えればと思います。ブリーダーになられてからはどれくらいになりますか?
藤峰ブリーダー:元々はペットショップで働いていたのですが、そこから数えると12~13年くらいですね。
―ペットショップで働いていたのですね。すると、ブリーダーとして活動するようになったのも、それがきっかけだったのですか?
藤峰ブリーダー:いいえ。最初は警察犬などを訓練する犬の訓練士を志していたのですが、自分には向いていませんでした(笑)。それでもワンちゃんが好きで、関わる仕事をしたいと思い、現在のブリーダーの道に進むことに決めたんです。
―藤峰さんはドッグショーでの受賞歴があると伺いました。やはり、訓練士を志した経験が生きているのでしょうか?
藤峰ブリーダー:どうでしょう。ドッグショーには現在も出陳し続けており、受賞してくれた子はダックスフンドだったのですが、やはり自分が携わったワンちゃんが賞を取ったのは嬉しかったですね。
―ブリーダーとしての活動以外にも、お店も経営されていらっしゃいます。
藤峰ブリーダー:はい。私が経営している『愛犬サロンDoggy』は、ドッグラン2つとトリミングサロンを併設したお店です。ペットショップですが、ストレスを与えないようにワンちゃんはショーウィンドウに展示していません。子犬をお迎えする方には、犬舎へ見学にお越しいただいています。
―ワンちゃんをお迎えされたお客さんもその後お店にいらっしゃいますか?
藤峰ブリーダー:はい、迎えてくれた子犬を連れてトリミングを利用される方もいらっしゃいますね。
ワンちゃんの健康が第一!お薬やサプリを利用した健康管理
―では次に、藤峰さんのブリーディングにおける「こだわり」についてお聞かせください。
藤峰ブリーダー:やはり、ワンちゃんたちの健康が第一ですね。犬舎には100頭以上のワンちゃんがいるので、1頭でも病気になったら犬舎全体に病気が蔓延しそうで怖いです。ですから、お薬やサプリには気を遣っています。これが功を奏してか、今のところ病気になった子はいません。
―しつけの面で何か気を付けていることはありますか?
藤峰ブリーダー:しつけに関しては、特別なことは何もしていません。強いて言えば、病気など特別な理由がない限り、お客さんに引き渡すまで親子一緒にすごさせているくらいでしょうか。それでも、トイレなどは親の真似をしたりしますね。人の手で教えていることはありません。
―なるほど。でも、それが自然なのかもしれませんね。
藤峰ブリーダー:そうですね。ですから、子犬にとってストレスはほとんどない環境だと思っています。
―犬舎の環境にも気を付けていらっしゃいますか?
藤峰ブリーダー:いつお客さんが見学に来てもいいように、犬舎は清潔に保っています。従業員には、自分の子どもを入れても大丈夫なくらいキレイにするよういっているので、その点は自信を持っています。
飼い主としてワンちゃんのために頑張ってもらいたい
―お引き渡しする際、説明していることはありますか?
藤峰ブリーダー:実際に対面して気付いたことや気になったことがあれば話します。例えば幼いお子さんがいるご家庭の場合、お子さんとワンちゃんとの接し方を説明します。
―確かに。一口にお客さんといっても、環境や事情はご家庭によってそれぞれですから、実際に対面してみないと分からないことも多いですよね。
藤峰ブリーダー:はい。お引渡し後に何かあった場合は、LINEやショートメールなどでご連絡いただければ、とことん話をお聞きします。
―具体的に、どんなご相談を受けましたか?
藤峰ブリーダー:「ご飯を食べてくれない」「寝てくれない」といったお悩みが多いですね。こちらからのお答えとしては、犬舎での生活を説明して、それに近い環境にしてもらうようアドバイスしています。
―育った環境を再現することで、リラックスして生活できるようにしてもらうということですね。
藤峰ブリーダー:そうですね。こちらにいた頃にそうした「ご飯を食べてくれない」「寝てくれない」という兆候があったら事前に説明しているはずなので、それがないということは環境の変化に対応しきれていないからだと思います。その他に、しつけの相談もたまにありますね。
―しつけの相談にはどのように答えていらっしゃいますか?
藤峰ブリーダー:アドバイスはしますが、基本は飼い主さんに頑張ってもらうように説明します。ご自分でワンちゃんを飼うことを決めたのだから、まずは飼い主さん自身が頑張ることが前提だと思うんですよね。安易に答えを求めてはいけないと思います。分からないなら分からないなりに、ご自分でできそうなことからやってもらって、それでも困った時は「こうしたらいいですよ」とアドバイスします。
忘れた頃にもらう感謝は嬉しい不意打ちです
―ブリーダーをやってきて良かった・嬉しいと感じる瞬間はどんな時でしょうか?
藤峰ブリーダー:この仕事はお客さんに喜んでもらうためにやっているので、感謝の言葉を聞くのはやりがいにつながります。お客さんの中には、忘れた頃にSNSなどでお迎えしたワンちゃんの現在の写真を送ってくれることもあって、全く予想していないタイミングなので嬉しい驚きです。
これまでブリーダーとして活動を続けて来られたのも、何よりもこの仕事が好きだからだと思います。
―最後に、これからワンちゃんをお迎えしようと検討している方に向けて、メッセージをいただけますでしょうか?
藤峰ブリーダー:私共の犬舎では、生まれた子犬の遺伝子検査も行っているので、お渡しするワンちゃんに関しては遺伝病の心配はありません。特に可愛さにはこだわっており、人間が好きで人懐こい子ばかりなので、写真を見て少しでも興味を持たれたらぜひ見学にお越しください。
運営している『愛犬サロンDoggy』では、しつけ相談やアロママッサージ、グッズの販売まで、ワンちゃんに関することなら何でも対応可能です。
従業員共々、皆様のお越しをお待ちしております。
編集後記
今回は、ブリーダー以外にも、トリマーやペットショップ運営者として活躍されている藤峰ブリーダーのお話をお伺いしました。ブリーダーとしての活動を始める以前からペットショップで働いたり捨て犬を保護したりと、根っからのワンちゃん好きということが伝わってくるお話でした。「特別なことはしていない」ということでしたが、それはおそらく藤峰さんの中ではのこと。そのワンちゃん本位の思いの強さは、素人からすればそれ自体が「特別」に感じるものです。あらゆる方面からワンちゃんに関わる藤峰さんは、心の底から信頼できるブリーダーさんだといえるでしょう。
藤峰ブリーダー、今回はお忙しいところ本当にありがとうございました!
藤峰 沙与ブリーダーの子犬が気になる方はこちら !
著者/ブリーダーナビ編集部