ワンちゃんにゆかりのある神社やお寺を愛犬と巡ろう!
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実は全国各地にはワンちゃんにゆかりのある神社やお寺がたくさんあります。ワンちゃんにまつわる伝説やワンちゃん用のお守りなど、それぞれ特徴は違います。
愛犬と一緒にお参りをできるところも多く、愛犬の健康祈願で訪れる方も多いようです。
観光やレジャーもいいですが、神社やお寺巡りをするのも楽しいでしょう。
全国各地の「犬」ゆかりの神社やお寺!ペット用のお守りは?
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ワンちゃんにゆかりのある神社やお寺は日本の各地に鎮座しています。ここでは、ワンちゃんと一緒のお参りできるスポットを紹介します。
ワンちゃんにまつわる神社やお寺ならではのペット用お守りもあるのでチェックしましょう。
武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)
標高929mの御岳山頂に鎮座する盗難除けや魔除け、豊作の神として信仰されてきた神社です。ニホンオオカミの「おいぬ様」を守り神に祀っており、愛犬家も多く参拝しています。
神社にはワンちゃんを連れて入ることができるほか、愛犬のご祈祷も行っていることでも有名です。愛犬のご祈祷は9:00~16:00に随時行っています(予約不要)。もちろん、健康長寿・交通安全などのペットお守りもありますよ。
また、神社に行くには山を登る必要があります。御岳山鉄道のケーブルカーはワンちゃんと乗ることができるので便利です。キャリーなどに入れずに乗車でき、車内にはペットスペースも設けられているようです。
ケーブルカーを降りて神社までは坂道や約330段の階段があるので、ワンちゃんと一緒に散歩しながら向かいましょう。
見付天神 矢奈比賣神社(みつけてんじん やなひめじんじゃ)
鎌倉時代に見付の里を怪物から守った霊犬「悉平太郎(しっぺいたろう)」の伝説が残る神社です。例祭の「見付天神裸祭」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
縁結びや安産、子宝などのご利益があるほか、悉平太郎を祀っていることからペットの健康祈願にもご利益があるといわれています。ワンちゃんも一緒に連れて参拝もでき、神社の裏にはつつじや桜で有名なつつじ公園もあるので散歩も楽しめますよ。
お守りには、ペットの健康を守るお守りや磐田市のイメージキャラクター「しっぺい」をあしらったお守りなど、ワンちゃんにまつわるものが揃います。
住所:静岡県磐田市見付1114-2
開園時間:8:30~16:30(社務所受付時間)、9:00~15:30頃(祈祷受付時間)
https://mitsuke-tenjin.com/
三峯神社(みつみねじんじゃ)
関東屈指のパワースポットとしても有名な神社で、日本武尊が創始したと伝えられています。神の使いがおいぬ様(オオカミ)なので、多くの愛犬家に親しまれています。境内はワンちゃんと参拝することもでき、ワンちゃん連れで訪れる方も多いです。
鳥居の前は狛犬ではなく、オオカミが座っていることが特徴です。おいぬ様がデザインされたお守りもありますよ。
なお、毎月1日限定で配られる「白い氣守」はとても人気で、配布日は混雑が見込まれます。現在、配布は休止していますがワンちゃんと参拝するのであれば再開されたときなどは混雑を避けて行くことをおすすめします。
住所:埼玉県秩父市三峰298-1
営業時間: 9:00~16:00(社務所受付時間)、9:00~17:00(授与所受付時間)
http://www.mitsuminejinja.or.jp/
犬の宮・猫の宮(いぬのみや・ねこのみや)
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ワンちゃんと猫ちゃんを祀る全国でも珍しい神社です。犬の宮と猫の宮はそれぞれ宮がありますが、言い伝えには繋がりがあります。
708~711年の頃に役人になりすませて村人を苦しませていた古狸を2匹のワンちゃんが退治し、相打ちとなったワンちゃんを祀ったものが犬の宮の由来とされています。
一方、猫の宮は782~806年の頃にワンちゃんに倒された古狸の怨念が大蛇となって村人を襲ったとき、観音様の化身である猫ちゃんが退治し、相打ちとなったため供養したことが由来です。
犬の宮や猫の宮にはペットの健康祈願や供養で多くの飼い主が訪れます。社殿には愛犬や愛猫の写真が貼られており、7月第4土曜日にはペットの供養祭も開催されます。
著者/ブリーダーナビ編集部