末田潔ブリーダーインタビュー | 福岡県八女市 | タイニープードル、ティーカッププードル
新しく家族に迎える子犬が、どんなブリーダーに育てられたのか知りたくないですか?ここではブリーダーナビで特に人気の優良ブリーダーを厳選してご紹介します。今回は福岡県八女市にお住いの「末田潔ブリーダー」にスポットをあて、インタビューをしました。犬種の魅力や特徴、ブリーダーとしての心構えなど必見です!
ブリーダー情報
- ブリーダー名
- 末田潔ブリーダー
- 犬舎
- 福岡県八女市
- 取扱犬種
- タイニープードル、ティーカッププードル
末田潔ブリーダーの子犬が気になる方はこちら !
タイニープードルやティーカッププードルをメインにブリーディングしています
―現在で、どのくらいの数のワンちゃんをお世話されているんですか?
末田ブリーダー:引退した子や母親犬、父親犬、全て含めて30頭くらいになります。自宅の室内でケージに入れて、常に一緒に過ごすようにしてお世話しています。
―運動させる際には外に出したりするんですか?
末田ブリーダー:屋内と屋外にそれぞれ小型のドッグランがありますので、そこにグループ分けして1日に4回ほどお話ししながら、遊ばせるようにして言います。基本的には部屋の中を走りまわっています。
―ワンちゃん達にとってもストレスをためない環境でいい事ですよね!グループ分けはやはりワンちゃん同士の相性を見たりして決められているのですか?
末田ブリーダー:それはもちろんですが、体重が違いすぎる子同士を一緒にすると、遊んでいる最中に怪我をしてしまうこともあります。そういったことがないようになるべく近い体重の子同士で分けることもあります。
―プードルは特に、膝蓋骨脱臼などの恐れもありますからね。
末田ブリーダー:うちは母犬のサイズが小さく、生まれてくる子もタイニープードルやティーカッププードルなどの小ぶりな子が多いため、特に気を遣っています。お客さんや飼い主さんからの問い合わせが多いのも主にその2つのサイズになります。
―そうなんですね!では、末田ブリーダーが考える、プードルの魅力を教えてください。
末田ブリーダー:月並みなことになってしまいますが、まずは抜け毛と臭いが少ないところですね。それと、プードルは元々賢く、頭が良いので、しつけがしやすいところも魅力だと考えています。
ワンちゃんに関しての分からないことは、メールや電話で24時間常に相談を受け付けています
―先ほど、直接顔の見える方と子犬のやり取りをしているとお聞きしましたが、具体的にはどういった形で子犬をお渡しされているのでしょうか?
末田ブリーダー:現在、2つのトリミングサロンさんと契約しており、月に2~3回ほど子犬と一緒にサロンに出張して、訪れたお客さんに販売したりしています。子犬の情報を載せたポスターも貼らせてもらっているので、それを見たお客さんで直接子犬を見たいという希望があればサロンに連れていき、そのお客さんと直接、お話しさせてもらっています。
―そうなんですね!では、そういったお客さんや子犬をお渡しした飼い主さんとのやり取りの中で、やりがいを感じたエピソードなどはありますか?
末田ブリーダー:子犬をお渡しした飼い主さんから相談を受けたり、頼りにされると嬉しくなります。私はワンちゃんをお渡しした後のアフターフォローを重視しているので、飼い主さんにはどんな些細なことでも構わないから分からないことは何でも聞いてほしいと言っています。
―そうなんですね!では、具体的にはどういったフォローをされているんですか?
末田ブリーダー:ワンちゃんに関しての分からないことは、メールや電話で24時間常に相談を受け付けています。そこでもし私が出られなくても、同じくらいの知識を持った家内がいますので、すぐに対応することができます。それと、お渡ししてから1週間は不安が続く時期なので、そこで1度飼い主さんに電話して近況や困ったことがないかなどを聞くようにしています。
―手厚く迅速に対応しているんですね!では、ワンちゃんをお渡しした後も飼い主さんとは交流があるんですか?
末田ブリーダー:私から年賀状を送ったり、時には飼い主さんからメールで近況報告が来たりと、交流させていただいています。一番長い方ですと、私がブリーダーを始めた当初からお付き合いさせていただいている飼い主さんもいます。しかし、こちらから積極的に干渉するのではなく、飼い主さんが求められたときだけ、その後もお付き合いさせていただくようにしています。
―素敵なお話ありがとうございます!それでは最後に、ブリーダーから犬を買おうと思っている方へメッセージをお願いします。
末田ブリーダー:自分と本当に合った子を迎えてあげてください。迎えた日からそのワンちゃんとは15年は一緒に生活していくことになるので、流行りや値段では選ばず、自分が本当に付き合っていける子を、納得行くまで探してあげてください。
幼馴染からの一言で、ブリーダーへの道を志しました
―まず始めに、ブリーダーを目指そうと思ったきっかけを教えてください。
末田ブリーダー:物心ついた時から犬と一緒に暮らしてきたので、元々犬が好きだったのですが、10年前までは違う仕事をしていました。その仕事を退職した際にブルドッグのブリーダーをやっている幼馴染のところに遊びに行き、たまたま一緒にお世話されていたプードルの子犬に出会いました。その時に幼馴染から「子犬を育てることが仕事になる」と言われて、自分もブリーダーになりたいと思ってこの道を志しました。
―幼馴染の一言がきっかけだったのですね!その後は専門学校などに通ったりされたのですか?
末田ブリーダー:いえ、その幼馴染の元で修業させてもらって、繁殖や飼育のやり方を学び、正式に資格を取ってブリーダーとして活動を始めました。
―なるほど!では、ブリーダーとして活動していく上でどういったところに力を入れていますか?
末田ブリーダー:自家繁殖にこだわり、自分の犬舎で生まれた子犬のみを飼い主さんにお渡ししています。ブリーダーを始めた当初は、何回かペットショップに子犬を卸していましたが、自分が育てた子たちがどんな飼い主さんの元に引き取られていったのか、分からないことに後ろ髪を引かれてしまったので、今では個人の飼い主さんにのみお渡ししています。
―飼い主さんの顔が分からないと、やはり不安になりますよね。
末田ブリーダー:それももちろんですが、何よりも育てた子犬に申し訳ないと感じてしまったので、今では全ての子犬を対面した飼い主さんにのみ、お渡しをさせて頂いています。
編集後記
ワンちゃんと飼い主さんの未来を考える末田ブリーダー。
お渡しした後のアフターフォローに力を入れ、飼い主さんの悩みに寄り添う素敵なブリーダーでした!
末田ブリーダー、ご協力ありがとうございました!
末田潔ブリーダーの子犬が気になる方はこちら !
著者/ブリーダーナビ編集部