ブリーダーインタビュー
川原祥孝ブリーダー(千葉県)
犬種のブリーディングでこだわっているところ
Q.ミニチュアダックスフンドのブリーディングでこだわっていることがあれば教えてください
ミニチュアダックスフンドは体が小さく細長いので、特に子犬の頃はサークルの隙間から出ないように細心の注意を払っていますね。
また元々ダックは穴を掘る仕事をしていた犬種なので、親犬が穴を掘る仕草をすることがあるんですね。
それは子犬の横でも行われることがあるので、必ず散歩に連れて行ってストレスを溜めないように努めています。
ブリーダーとしてこだわっているところ
Q.ブリーダーとしてこだわっていることについて教えてください
何よりも1番のこだわりは犬たちの『健康』です。
両親犬もさることながら、子犬たちも健康で元気な子が生まれるように日々努めています。
やっぱりお客さまも、いつも元気で笑顔をふりまいてくれる子がよいと思うんです。
私どもも健康なワンちゃんをお客さまに提供したいと思っていますので、そこは1番にこだわりを持って日々の業務に努めています。
これから飼う人へのメッセージ
Q.ミニチュアダックスフンドをこれから飼おうと思っている方に、プロの視点からメッセージをお願いします
皆さんは家族以外にも、友達や職場の同僚など外に出てもたくさんの人達と会話をすることができます。
遊ぶところもたくさんありますし、好きなことだってできますよね。
でも犬たちには飼い主さましかいません。だからこそ、家にいる時はたくさん可愛がってあげて欲しいですし、たくさん遊んで構ってあげていただきたいです。
時には一緒にお出かけしたり、旅行に行ったりしてたくさんの思い出を作ってあげてください。
犬の寿命は人間の1/10ほどしかありません。
人間と比べて犬生はとても短いですので、家族として迎え入れた子が皆さんの家族になれたことを、心から喜べるような犬生にしてあげて欲しいです。
子犬たちは、皆さんと一緒にお家へ帰れるのを首を長くして待っていますよ。
ブリーダーさんに聞く!1問1答
- どんな人に子犬を飼ってもらいたい?
-
子犬の健康を1番に考えてくれる人。
子犬は体がまだまだ未熟ですので、ちょっとのことで体調を崩してしまいがちです。
なので些細なことでも、子犬に何かあればすぐ動物病院に連れて行ったり、相談しに行ったりしてくれる方に飼ってもらいたいなと思いますね。
- 「こんな人には絶対お譲りしたくない!」というお客さま像は?
-
固定観念に縛られている人。
特に以前犬を飼われていた方、既に飼われている方に多いのですが、こちらが説明しているときに「それ知っているから大丈夫」「何回も飼っているから」と聞く耳を持たない方は、今後がちょっと心配になります。
なぜなら、人間の子育が一人ひとり違うのと同じように、犬も一頭一頭違うからです。
そのため前のワンちゃんで経験していることが、次のワンちゃんに通じるとは限りません。
ましてや犬には個性がありますし、一頭一頭性格が異なります。
固定観念に縛られて「大丈夫」「分かっているから」とこちらの話しに聞く耳を持たない方は、正直お譲りしたいとは思いませんね。